ラノベ感想:『ソード・ワールド2.0リプレイ ドラゴンスレイヤーズ3 神ならざる者に捧ぐ鎮魂歌』「ユリウス皇帝やミスティン姫が活躍する超越者リプレイの第3巻。今回は『ディルフラム博物誌』で初登場した求道者データのバジリスクが大暴れ!」



SW2.0リプレイ『ドラゴンスレイヤーズ3 神ならざる者に捧ぐ鎮魂歌』読了。
北沢慶GMによるレベル16オーバーの超越者リプレイの第3巻。

1巻のころからクライマックス全開で最強レベルの敵がバンバン出てきたものの、今回もまたそれは同じ。
フォールンドラゴンや神を相手に世界の危機をたびたび救ってきた面々だが、まだ脅威は打ち止めではなかった!

今回は2巻までの主要メンバーであるルキスラのユリウス皇帝とアイヤールのミスティン姫の二人を据え置き、残る二人は入れ替えて進めていく。

そのメンバーだが、どちらもくせ者。
片方は『バルバロスブック』で追加されたケンタウロスの超越者のリヴィエラ。
彼女は人族の社会に住む名誉人族なのでまだ大人しいのだが、もう一人のサラディーンが問題。

こちらも『バルバロスブック』で追加された種族、バジリスクのPCなのだが『ディルフラム博物誌』で追加された求道者のデータを用いたせいでステータスがトンでもないことになっている。

求道者はレベルが15でストップする代わりに「求道者」技能に経験点を振ると様々な恩恵(抵抗力上昇、16レベル以上の魔法や特技が使えるようになるなど)を得られるのだが、ステータスアップもそのひとつ。

サラディーンは求道者にかなりの経験値を振っているため、能力値ボーナスがあらかた10を超え、精神力にいたっては93点(ボーナス15!)という何を言ってるのかわからないものになっていた。
これでバードやられたらGM困っただろうなあ。

このサラディーンが馬鹿げた能力値だったことや、PCたちの中で唯一人族世界に住んでいないバジリスクだったことも関係して実によいかき回し役になっていた。
ゴーレム乗り回しながら人族の町を闊歩するなど、その姿はどう考えてもラスボスでしかない(笑)

そんなわけでサラディーンの印象が序盤からとても強くなっていたのだが、戦闘面でも大活躍。
[操位の邪眼]の効果によってケンタウロスのリヴィエラを乱戦エリアから動かして何度も【チャージ】【縦横無尽】を行うなど、文字通り縦横無尽な活躍を見せる。

いやー、『ディルフラム博物誌』は読んでいたもののこのコンボは思いつかなかった。
記述によれば狙ったわけではなく偶然実現したコンボらしいのだが、これのおかげで魔法使い系を完封できたりと戦闘面で命綱的な活躍を見せている。

この四人はなんと誰もプリースト技能を有していないので、この攻撃力がなければ誰かが気絶→立て直しが出来ずにジリ貧もありえた。
(まあ、このあたりは「みんな不屈くらい持ってるっしょ?」って気持ちで挑んだのかもしれないけど)

そんなわけで、今回も面白かった。
こういった高レベルリプレイは自分では遊んだことのないデータを見れるので読み物としてとても面白い。

さすがにこれ以上出すのは無理だろうなあと毎回言っているものだけど、やはり続きを期待せずにはいられないのですよ。


以下、感想箇条書き。
・こっそりルキスラ南にある自由都市同盟が併合されていて笑う。ザルツ征服がちゃくちゃくと進んでいるな。
・パジャリガーサードはこれ、NPCで活躍させたらメッシュへの風評被害がさらに高まっただろうなあ。


――――――――――
感想リンク。
『ソード・ワールド2.0リプレイ ドラゴンスレイヤーズ かくて神への扉はひらかれる』感想。
『ソード・ワールド2.0リプレイ ドラゴンスレイヤーズ 誰がために神は哭く』感想。

『ソード・ワールド2.0 バルバロスブック』感想。
『ソード・ワールド2.0 ルール&データブック フォルトナコード』感想。
『ソード・ワールド2.0サプリメント プレイヤーズ・ハンドブック ディルフラム博物誌』
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今週の午後のロードショー。先週に引き続き「夏休みスペシャル」で『トゥームレイダー』『トゥームレイダー2』『ディープ・ブルー』『ウォーターワールド』『山猫は眠らない2 狙撃手の掟』を放送。

8月第4週の午後のロードショー。

21日(月):『トゥームレイダー』
22日(火):『トゥームレイダー2』
23日(水):『ディープ・ブルー』
24日(木):『ウォーターワールド』
25日(金):『山猫は眠らない2 狙撃手の掟』

今週も引き続き夏休み特集。
月曜火曜はゲーム原作のアンジェリーナ・ジョリーアクション『トゥームレイダー』1と2。

水曜日は公式スチルが完全にサメ映画『ディープ・ブルー』

木曜日は小便飲んで水分補給『ウォーターワールド』

金曜日は山猫特集二週目『山猫は眠らない2 狙撃手の掟』

ラノベ感想:『霊感少女は箱の中』2巻「学校の怪談系ホラーの第二巻。今宵も首吊りが豊作である」


電撃文庫、甲田学人著『霊感少女は箱の中』2巻、読了。

1巻に引き続き雰囲気が抜群。
全編を通して徹底して日常に隣接した恐怖が描かれている。

まず出だしからして秀逸。

10Pから引用

 米国に於ける、或る少年の事例。
 家族で観覧した奇術ショウにて、壇上の奇術師に指名されて舞台にのぼり、箱に入れられたのちに別の箱から出てきた母親を、その少年は偽者に摩り替わったのだと信じ込んだ。
 顧客である某氏より、精神病の興味深い症例として此れを聞き、記録す。
 さてキャビネットに入りて出た我らは、前と後で同一なりや?


とまあどこにでもありそうな子供の勘違いというものなのだが、もし、子供の訴えが事実であるならば?
と、日常に潜む恐怖に気づかせてくれるところは実にたちが悪い(褒め言葉)

この雰囲気はさすが甲田学人といったところ。
今回の話の中心となる女子高生たちの交霊会も素人目にはこっくりさんの親戚としか思えないほどシンプルなものなんだけど、作者の持ち味である該博なオカルト知識によって怖さが何倍にも膨れ上がっている。

そのひとつが衣服。
古くから子供というのは霊感が強いものとされていた。特に思春期の少女はその傾向が強い。
現代では衣服で相手の素姓がわかることは少ないが、その中でも例外はある。それを着ていれば誰もが十代の人間だとわかる学校の制服。これこそが、少年少女が霊媒する際に最も適した服装である。

と、霊感体質を持つ主人公は着の身着のままですでに霊的なものを帯びているということになり、さらには現在中高生である読者もまた同じことであると、普段から目にしているものが一瞬で恐ろしいなにかに変るというとても上手い説明でしょう。

これらの身近な恐怖はデビュー作のころから一貫して続けられているものの、ついに制服にまで恐怖を覚えるようになるとは思わなかった。
(余談ですが、アニメイトで貰える購入特典掌編ではランドセルまで恐怖の対象としていましたので)

運動部で当然のように行われる虐待めいた指導、打算しかない動機に後味の悪いオチなど、誰にもオススメできるというものではないがこの雰囲気に一度惚れ込むとずっと追いかけたくなる。
続きが楽しみなシリーズです。

――――
感想リンク。
『霊感少女は箱の中』

今週の午後のロードショー。今週は「夏休みスペシャル」で『自虐の詩』『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』『ハルク』『クリムゾン・タイド』『山猫は眠らない』を放送。

8月第3週の午後のロードショー。

14日(月):『自虐の詩』
15日(火):『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』
16日(水):『ハルク』
17日(木):『クリムゾン・タイド』
18日(金):『山猫は眠らない』

今週は夏休みスペシャルということで邦画、マーベルヒーロー、サスペンスアクション、スナイパーと雑多にてんこもり。

今週の午後のロードショー。今週は「夏休みスペシャル パニック・アクション!」「二日連続クリント・イーストウッド」特集で『ウィッチ・マウンテン 地図から消された山』『サイレント・ワールド2012』『ブラッド・ワーク』『ペイルライダー』を放送。

8月第2週の午後のロードショー。
今週は金曜日の放送はお休み。

 7日(月):『ウィッチ・マウンテン 地図から消された山』
 8日(火):『サイレント・ワールド2012』
 9日(水):『ブラッド・ワーク』
10日(木):『ペイルライダー』

夏休みスペシャルということでアレな映画とイーストウッド映画特集のようです。
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