ふじみち わがたび

fujimitiが思いついたことや、感想を書く日記です。 アニメ、映画、マンガ、ラノベ、ミステリの感想を中心にしたブログにする予定。

今期アニメで気にいったものの感想をダラダラと。

今期のお気に入りアニメの感想でも。

・『咲-Saki-阿知賀編』
原作は本編の方しか読んでいないけど、こっちもめっちゃおもしれえ。
全国大会までサクサクと進んでどうなるかと思ったけど、そこからがとても面白い。
千里山は、竜華と怜さんのカプがナイスだと思ったら、セーラさんもいじられかわいかったという驚きの展開。
まとめ役が一年生など、キャラ配置として文句なし。全国の層は厚いなあ。
やはり、ライバル校が魅力的だと、面白さが跳ね上がるね。

カプとしては、千里山のふたりがベスト。阿知賀では、赤土コーチと灼の関係がナイス。恋愛感情未満な一方通行憧れ百合っていいよね。
『ヨルムンガンド』のココとバルメさんといい、個人的に今期は年の差百合カプが熱い。
あと、三尋木プロはかわいすぎだろう。松岡さんヴォイスがはまりすぎているぞ。


・『氷菓』
予想通り、めっちゃくちゃ丁寧に作られているねえ。
第4話で伊原が千反田さんの「手づくり」おにぎりに反応したりと、ちゃんとあとあとの展開を考えたオリジナル要素を入れているのが好印象。
さらに驚いたのは、奉太郎の家のリビングのテーブルの上に、招き猫があったこと。
あれ出るのって、『ふたりの距離の概算』だろ? そこまでアニメ化しないだろうに、ちゃんと考えているんだなあ。

あとは、大天使チタンダエルが、マジで天使的なかわいさを誇っていた。そりゃあ、この子に本気で頼まれたら誰にも断れないって。
予言しよう。『クドリャフカの順番』のえるのお願いがアニメ化された際、死亡者が続出すると。

ちょっと気になるところがあるとすれば、時代設定がこっそり原作と違うところか。そのため、事件が33年前から45年前になっているんだよね。
関係ないといえばないんだろうけど、変えないでも十分通用したのになあと、ちょっと気になったしだいです。


・『Fate/Zero』
めっちゃくちゃ盛り上がってきましたぞー!
ディルムッド死亡からの流れはもう、アニメ化してくれて本当によかったあと言える出来栄え。
切嗣の過去も、ここまで丁寧にアニメ化されるとは思わなかった。
しかしその分、時臣やら何やらが割りを食ったような気がしないでもない。
凛と話をするときに、桜のことを慮っていたゆえの行動、って説明がないとたんなる冷徹魔術師のまんまだよなあ。などと、原作が好きなゆえの不満要素もあったりなんだり。


・『ZETEMAN』
こちらも面白い。
仮面ライダー などでお馴染みの変身ヒーローの孤高と、正義の味方の苦悩をちゃんと描いているね。
ジンが自然に正義の味方をやっているのに対して、高雅は正義の味方になろうとしているっていう対比が良い。
偶然だけど、同時期に放送されている、『Fate/Zero』と同じく、この作品も『正義の味方』を題材にしているのでと比べるてみるのも一興かも。

こういう話は、広げようと思えばどこまでも広がりそうだけど、アニメはどのくらいやるんだろう?
原作を読んでいないので、続きが楽しみです。


・『這いよれ! ニャル子さん』
ハス太くんのかわいさはガチ。
おそらくは、ショタ属性持ちだろう万太先生の本気モードのあざとさが、釘宮さんヴォイスによってトンデモない破壊力になってしまわれた。
今期ってこっそり、ハス太くんに、『ヨルムンガンド』のヨナにとショタっ子が豊作ですね。

あ、豊作といえば黒髪ロングも『氷菓』『黄昏乙女×アムネジア』『さんかれあ』『アクセルワールド』と豊作なのか。
でも、『黄昏乙女』では霧江さんが、『さんかれあ』ではわんこさんや妹ちゃんの方が好きです、まる。

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今週の午後のロードショー

5月第3週の午後のロードショー。
そういえば、今月の木曜日はセガール特集なんですって。まったく!

14日(月):『スパイダーパニック!』
15日(火):『ランダム・ハーツ』
16日(水):『ナショナル・セキュリティ』
17日(木):『撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的』

イエーイ、『スパイダーパニック!』ッ!
午後ローにお慣れの皆様ならば、タイトルの時点で「ああ……」と思うでしょうけど、内容もそれを裏切らないものです。
いや、けっこう面白いんですよ、これ。ゾンビをクモに変えただけの、ぼんくら満載バカB級映画だけど。
大笑いしたり、脱力したい人だけ観てください。

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『子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき 』感想。

子ひつじは迷わない  騒ぐひつじが5ひき (角川スニーカー文庫)子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき (角川スニーカー文庫)
(2012/04/28)
玩具堂

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わりと面白い、ライトノベルミステリの第5巻。
連作短編のような、短編が何本か入っているような作品なので、そのすべてが良作というわけではないものの、毎回1本くらいは面白いものがある本作。
今回は、第2話の『々人事件』がとても面白かった。
ミステリなので、細かい感想を書くとどうしてもネタバレになってしまうので折りたたみます。
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『ブラック・ブレット』1巻~3巻の軽い感想。

ブラック・ブレット―神を目指した者たち (電撃文庫 か 19-1)ブラック・ブレット―神を目指した者たち (電撃文庫 か 19-1)
(2011/07/08)
神崎 紫電

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ブラック・ブレット3 炎による世界の破滅 (電撃文庫)ブラック・ブレット3 炎による世界の破滅 (電撃文庫)
(2012/05/10)
神崎紫電

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『ブラック・ブレット』を最新刊の3巻までを読み終えたので、軽い感想。
殺伐世界のロリハーレム。そんなフレーズがピッタリな作品。
かなり語弊がある紹介をしちゃうと、「技名を叫ぶ『円環少女』」という感じで、ここ最近のお気に入りシリーズになっています。

21世紀初頭に、ガストレアという怪物に世界中が襲われて人口が十分の一になった世界。
ガストレアの因子を体内に保有するイニシエーターという少女と、プロモーターと呼ばれる人たちがコンビを組んで、ガストレア退治をするのが基本設定。

いわゆる、異能力バトルアクションの一種であり、銃器も登場するけど格闘戦がメイン。
最初に書いたように、技名をいちいち叫ぶあたりは好みがわかれそうだけど、スピード感ある文章なのでアクションシーンは面白い。

まあ、本書最大の魅力はやはり、ロリヒロインにあると思うのよ。
ガストレアの因子を保有しちゃうと女児しか生まれなくなるので、イニシエーターは女の子しかいない。
それに加えて、生まれだしたのが十年前からなので、年齢は最大でも10歳。この時点で、ロリヒロインとのバディアクション大好きな身としては読まずにはいられない設定になっている。
主人公と同い年のヒロインも登場するけど、メインやゲストヒロインはロリっ子だらけなのがじつに潔いね。

メインキャラのみならず、サブキャラとしても、イニシエータとプロモーターのコンビがかなり登場する。この関係もまた魅力的。イニシエーターには、それぞれ兎やらカマキリやらの遺伝子が混ざっていて、戦闘スタイルもそれにちなむようになっているので、新キャラが出ても戦い方が画一的にならないのが面白い。

こういう、考えればいくらでも作れそうな異能力ものはいいよねえ。
『Fate』を読んだときに「ぼくのかんがえた サーヴァント」を妄想した人ならば、「ぼくのかんがえた イニシエーター」妄想も楽しめると思われる。

設定からして、元気ロリからクールロリまで多種多様なヒロインがてんこ盛りにできるのはいいんだけど、根元の設定が殺伐としているので、これまた好みがわかれそう。
ヒロインたちは、人類の敵であるガストレアの因子を保有しているので、人々から迫害やら差別を受けている。
そこらへんの差別描写が1巻のころからちゃーんと描かれているので、落ち込みそうになるほどの嫌な展開になることもしばしば。
登場するサブキャラたちが平気で死んでいくのも特徴のひとつだろうか。野郎だろうがロリっ子相手だろうが、どこまでも容赦がない。
そのうち、ロリ殺しの神埼紫電とでも呼ばれるんじゃね? と読んでいて心配になるほどだよ。

ここらへんの差別やら簡単に人が死ぬような設定も、『円環少女』と雰囲気が似ていると言えば似ているところ。
もちろん、内容はまったく別物なので、あくまでも雰囲気やイメージが近いというだけだけどね。
『円環少女』はSF要素がけっこうあったけど、こちらは少年漫画テイストが強いので、小難しい用語が少ないのも特徴のひとつか。読みやすさでは、『ブラックブレット』のほうが上だね。

3巻の終わり方からしてちゃんと続刊が出てくれそうな雰囲気なので、続きが待ち遠しいシリーズです。
あ、ついでに3巻を読んだときの最初の感想。ややネタバレなので、反転白字で。
ネコミミ幼女のパンツを脱がすのは、さすがにまずいっしょー!
ごちそうさまでした。

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『月見月理解の探偵殺人』2巻 感想

月見月理解の探偵殺人 2 (GA文庫)月見月理解の探偵殺人 2 (GA文庫)
(2010/04/15)
明月 千里

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ゲームとミステリがそれなりに融合した作品の第2弾。
今回の展開も、1巻と同じように『犯人捜し(フーダニット)』が中心となっている。
1巻に比べて、新キャラの交喙(イスカ)やらたくさんのゲストやらで登場人物が一気に増え、新しく登場するゲームのルールも煩雑になっているので、切れ味や読みやすさは1巻よりも低くなっている。

1巻で行われた『探偵殺人ゲーム』は、主人公の初と理解による一対一の戦いだったので、どちらかが勝者になるということがわかりやすかった。
ところが、この2巻だと全滅もありの脱出ゲームということに加えて、交喙の目的が『姉捜し』なので、そちらも解決しなくてはならない。
1巻で、ミステリとゲームがいまひとつ融合していなかったように、この2巻でも『脱出ゲーム』というゲーム部分と『姉捜し』というミステリ部分が、ややバラけているのが残念なところ。

まあそれでも、本書最大の魅力は交喙かわいいなので、上記の不満点はあまり問題にならない。
理解は肉食系エロイだったけど、交喙は妹系あざとかわいい。これだけで、なんちゅうかもう満足。
新ヒロインであり、人によっては真ヒロインである交喙っちゅうのは表紙の白髪の子で、人アレルギーで、触られるだけでアザが出たり気絶する、素直シュールなのか、クーデレなんだかよーわからない後輩ちゃん。
2巻の時点で初にバリバリにアタックをかけてきたり、理解との三角関係っぽい展開になったりとめっちゃすげえぞ! 
3巻からも水着になんだと、あざとかわいさに余念がないあたり、まさに真ヒロイン。

閑話休題。
真面目に感想を書きますか。今回は『脱出ゲーム』について。
結末や犯人の名前には言及せず、ネタバレに配慮しているものの、先入観なしで読みたい人はご注意ください。

本書は『監禁脱出ゲーム』というオリジナルゲームが登場する。ルールを簡単に説明すると、
『ゲームには時間制限がある』
『制限時間になると、参加者は全員毒ガスによって死亡する』
『暴力や恫喝によってゲームを強制した場合、毒ガス装置が作動する』
『参加者の中には犯人が紛れ込んでいて、参加者を皆殺しにすると宣言している』
『参加者の目的は、犯人を殺すか脱出のための手順をクリアすること』
これらの制限の中でゲームを行い、脱出を目指す。

脱出ゲームというのは、すでに小説や映画に限らず数多く作られているが、大きくわけるとこのふたつになるだろう。

(1):参加者同士で競い合い、勝者に利益が与えられるもの。
(2):参加者の命がかかっていて、脱出そのものが目的のもの。

(1)は、『インシテミル』や『ライアーゲーム』など、最適解はあるものの、参加者同士が潰しあうことで、結果的にゼロサムゲームになってしまうもの。
(2)は『SAW』や『キューブ』のように、巻き込まれ型に多い。失敗すると死んでしまうので、否応なしに参加しないといけないというもの。
厳密にいえば、(2)の脱出ゲームは、(1)のような賞金目当てのゲームから報酬を除いたものというのが正しそうだが、便宜上、今回はこの両方を脱出ゲームと呼ぶことにします。
この二つの場合、(1)のほうがゲーム小説としての比重が強くなる。(2)の場合は、参加者たちが勝利しても得るものがないので、サスペンスとしての側面が強い。

(1)の場合は、集められた参加者の目的(手に入れたい金額の上限など)が違うので、結果として裏切りや騙しあうのが当然という展開になり、そのときに行われるやりとりがゲームのような面白さに繋がっていく。
(2)のパターンは脱出そのものが目的となるので、参加者同士が手を組みやすく、最適解を見つけ出しやすいのが特徴となっている。
金が目当ての場合はだれかが裏切るけど、制限時間内に脱出できないと死んでしまうのならば、だれだって協力するのが当然だ。殺し合いになるのは、疑心暗鬼にかかったり、ゲームマスターからのテコ入れがあるからだ。

この『月見月』の2巻が、ゲーム小説としてかなり弱いものになっているのは、(2)の舞台を用意しているのに、参加者たちの行動が(1)になるようにされているからだろうか。
上記ふたつの脱出ゲームで、(1)は最適解があるものの、それが選べない状況になっている。
(2)は最適解そのものがないか、それを見つけることが問題になっている場合が多い。

設定が(2)である『SAW』や『キューブ』の場合、参加者は脱出するための手がかりを探すことから始めなければならない。そのため、参加者全員が協力しても脱出が不可能になる場合がある。
ところが、(1)のように最適解が用意されているゲームだと、参加者同士が協力すると、簡単に脱出できてしまうのだ。
それは、生き残ったその先に、賞金が用意されているからだろう。より多くの賞金のためには、最適解を選んではならないというのが、この(1)のパターンの常道だ。

本書は計算上、初めから最適解がないことがわかっている。そのため、参加者を殺して行き、人数を減らさなければならない。これは舞台が(2)のようなものだからだろう。
これで、与えられた凶器によって殺し合いが行われれば、あたかも『クリムゾンの迷宮』のような脱出ゲームになったのだが、犯人から用意されたゲームは(1)だった。
参加者同士による暴力が禁止され、話し合いによって行動するようになっているので、疑心暗鬼による潰しあいが行いにくい。

この設定だけなら別に悪くはないのだが、問題は参加者の中に犯人が紛れ込んでいること。
そのため、サスペンス要素が『犯人はだれか?』という部分だけになってしまい、『どうやってゲームを攻略するか?』がまるっきりおまけになってしまっていた。
犯人が中にいるのだから、タイムリミットによって死を選ぶとは思わない。ならば、最適解のないゲームを攻略するよりも、犯人を探し出したほうが効率が良い。

つまり、わざわざ複雑なルールと舞台を用意したのに、犯人が参加していることで、脱出ゲームがマクガフィン(展開を進めるための仕掛け)になってしまい、ゲームの魅力そのものまで弱くなってしまった、ということだ。
よく考えると(※一応伏字※)交喙がいなければ、謎そのものが存在しなかった(※伏字終わり※)という辺りも、納得がいかない部分のひとつだろう。

ここまで書いて思ったのだが、もしかしたら作者はその賞金稼ぎのゼロサムゲームと、脱出ゲームのような展開の融合を目指していたのかもしれない。
もしそうだとしたら、それはあまり成功していないと言わざるを得ないだろう。

本書の設定ミスは上記のように、(2)のような脱出ゲームにしているのに、参加者の中に犯人がいるところだ。
下手をすれば全滅ENDも十分にあり得る設定なので、ルールの縛りが弱く、犯人にとってメリットがほとんどない。
もっとも、最後まで読むと(※一応伏字※)犯人の目的が特殊だったので(※伏字終わり※)この設定でもおかしくはないのだが、それでも、その表向きの理由がわかりづらいのはもったいない。

ゲームの設定事態はけっこう面白いので、シリーズものの1冊ではなく、読みきり作品で読みたいお話しだったかな。

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感想リンク。
『月見月理解の探偵殺人』全体の軽い感想。
『月見月理解の探偵殺人』1巻 感想。
『月見月理解の探偵殺人』2巻 感想。

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