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アニメ感想:2017年7~9月期アニメ。「今期は『プリンセス・プリンシパル』『ゲーマーズ!』『ナイツ&マジック』と気に入ったアニメが多かった」

アニメ感想
10 /08 2017
2017年の夏アニメ(7~9月期)の総括。
このクールは面白いのが多かったので久しぶりに感想まとめを書いてみる。

●『プリンセス・プリンシパル』
夏アニメどころか2017年アニメ暫定1位。
美少女×ハードボイルドスパイアクションと、『NOIR』などの真下耕一美少女ガンアクション三部作が好きだった人なら間違いなく突き刺さるアニメ。

これはもう、「見てくれ!」というのが一番。
絵柄は可愛いし百合妄想が捗る設定なので勘違いされやすいけど、内容そのものは最近のアニメでは珍しいほどのガチガチのハードボイルド。

そもそも一話目からして主人公が人を殺すし、その後も主人公メンバーの知り合いがどんどん死んでいく。
かといって残酷さが売りなのではなく、ちゃんと物語としての美しさを優先した納得の行く死を見せているところはとても高く評価できた。

短編オムニバス、時系列シャッフル形式を用いているので途中の回から見始めても問題ない上にどこからでも楽しめる内容になっているので、無料一挙放送中にパッと適当な話を見るだけでもいいのでとにかく見て欲しい。

個人的オススメは8話10話の百合オタ撃沈話や、5話のアクション回、そして製作者も「『プリンセス・プリンシパル』のすべてが詰まってる」という1話かな。

プリプリは無料一挙放送をたびたびやってるけど、オリジナルアニメだしこうやって知名度上げるのは重要だと思う。
このアニメってスパイものもあれば19世紀末のイギリスの日常みたいな洋画的アットホームありと一話ごとに雰囲気まったく違うから人によって絶対に好きな回が違うし。


●『ゲーマーズ!』
夏アニメ一番のダークホース。
『僕と彼女のゲーム戦争』みたいなゲームを題材にした部活ものだと思ったらハイテンションラブコメディだったという、良い意味での裏切りを味わったアニメ。

これは最初から最後まで笑って楽しめた。
ラブコメではあるものの基本はコメディ路線であり、すべてのメインキャラが何かしらの勘違いをして恋愛模様がこじれていくので最後まで飽きない。

終盤は作画が力尽きたり明らかにカットが足りてない場面もあったものの、ギャグアニメに重要なコンテや演出、演技などはどれも高水準。

男キャラの高感度が高いラブコメは良作の法則だね。
主人公の雨野も友人の上原くんもどっちも可愛くて大満足じゃ。
恋愛感情がまったくないのに傍から見るとお似合いのカップルにしか見えない雨野と亜玖璃の関係も実に良し。

やや消化不良な終わり方だったものの原作が終わってないから仕方がないか。これは原作手を出すかどうか悩むな。


●『ナイツ&マジック』
今期で一番原作が読みたくなった作品。

原作はいわゆるなろう系と呼ばれる異世界転生ものライトノベルなんだけど、転生要素まったく必要なし。
ファンタジー世界でのチート主人公ロボットものという、往年のロボットアニメの雰囲気そのままで話が進んでいくのでおっさん狙い撃ちなアニメになっていた。

お話としてはダイジェストもよいところだったものの、最初から最後までロボCGのクオリティは抜群。
ほとんどのロボに追加腕が搭載されていたり、主人公機に至っては六本腕なんていう3DCGじゃなくちゃ絶対に動かせないというデザインが最高。

そして何より、主人公であるエルくんの突き抜けたキャラクター性よ。
前向きで明るいんだけどいわゆる主人公的な熱血キャラではなく、完全にマッドサイエンティストポジション。

仲間や国や正義のために戦うのではなく趣味のために戦い、人殺しで葛藤せずに最初から最後までロボの活躍に目を輝かせるなど、過去のロボアニメで何度も疑問視された部分をうっちゃって突き抜けたところは個人的には大絶賛。

これはいずれスパロボに出て欲しいなあ。
スパロボに出たらトイボックス→イカルガで乗り換えになるだろうし、ゴルドリーオはMAP兵器持ち専用機で他の機体は乗り換えOKだと嬉しい。
双子の機体は二人乗りバージョンは専用機にして補給ユニットで出すとかすればバランス取れそう。

エルくんが鬼可愛いのは問題ないんだけど、個人的にはせっかく月日が流れてるんだから成長したカッコいい姿にアディがドキドキしてくれたらさらに好みになったのだが。
原作だとどうなんだろう。


●『Fate/Apocrypha』
原作既読済み。
Fateシリーズなんでアニメ化への不安はまったくなかったけど、期待通りに最高の形を提供してくれた。

原作が設定てんこもりの小説なんで説明不足な部分は多々あるものの、下手に説明ばかりでも退屈なのでこれで問題なし。
原作からしてアクション重視な部分もあるからかアニメでもアクション面に力入れてるので、最終決戦がいまからとても楽しみだ。


●『雑感』
今期は面白いものも多かったし、何よりお気に入りの作品がとても多かった。
ベストエピソードを1話だけ選ぶとすると『プリンセス・プリンシパル』の8話か『Re:CREATORS』の21話かなあ?

プリプリは短編オムニバス形式なのでひとつを選びにくいけど、やはり過去話のこれで。
『Re:CREATORS』は前半1クール目は退屈すぎて何度も切ろうと思ったものの、ラスト5話くらいはとても面白い。
この展開に持って行きたかったのか! と納得できる内容になっていたので、前半で切った人は総集編と最後の数話だけでも見て欲しい。

あとは、瞬間最大風速なら文句なく『ゲーマーズ!』の6話ラストが挙げられる。
全滅ゲームオーバーからの大逆転には大笑いさせてもらった。
それゆえに最終回がちょっと物足りなかったのは残念といえば残念。二期もあると嬉しいけど、これは難しいかなあ。
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アニメ感想:『賭ケグルイ』1話「投票ジャンケンをもっと公平なルールのギャンブルに改変してみる」

アニメ感想
07 /18 2017


今期アニメの『賭ケグルイ』
自分はサスペンス重視なギャンブルものよりもゲームもの(勝率が公平なもの)やルールもの(ルールを守れば必ず勝てる)のほうが好きなのでこのアニメはあまり楽しめなかった。

で、見ている最中に1話に出てきた投票ジャンケンをもっと公平なゲームに出来ないかと考えたら思いついてしまったのでせっかくなので書く。


元の投票ジャンケンのルールを再確認しよう。

・最初に賭け金を決める。
・ゲームプレイヤー以外のクラスメイト30人にグー、チョキ、パーを記入させて箱にいれる。
・箱の中からランダムに三枚引いて手札にする。
・手札の中から一枚選んで勝負。あいこなら次のカードを選び、三回あいこならひきわけとなる。

少し考えればわかるが、このギャンブルにはいくつか穴がある。
ひとつは、賭け金を変動できないところだ。

カードゲーム系のギャンブルは手札に応じて賭け金を吊り上げられることが面白さのひとつなのだが、投票ジャンケンは賭け金をいじれないのでその面白さを放棄している。

もうひとつの大きな穴は、投票プロセス自体が無駄になっていることだ。
上記のように賭け金がいじれずに三枚のカードでジャンケンをするだけならやってることはコイントスとほとんど変わらない。
山札(投票箱)にどの手が何枚入っているかわからないため、手札にグーが三枚あろうが一枚も無かろうがどちらのほうが有利かわからないからだ。

この投票箱という無駄な手順があるため、アニメを見ているだけでもここに何かイカサマが仕組まれているとすぐにわかってしまう。
これはギャンブルものとしても先の読める悪手な仕様だろう。


このゲームを自分なりにアレンジしてみた。
以下、遊ぶための手順となる。

・山札はグー、チョキ、パーがそれぞれ三枚ずつとする。
・手札はその中からランダムに三枚配られる。
・参加費として一定の額を支払う。これを初期の賭け金とする。
・レイズ(賭け金の上乗せ)のチャンスは三回与えられる。それぞれ手札が配られた直後、手札を出してあいこになった後×2とする。
・先攻後攻を決め、レイズは先攻から行う。後攻側はレイズした額と同じだけの賭け金を場に出すことで勝負に参加できる。
(※ 後攻はレイズすることが出来ないというルールを加えても面白いかもしれない)
・レイズ額に所持金が足りない場合はオールイン(全額勝負)となる。

以上。
このルールならば手札を見て賭け金を吊り上げることも出来るし、ブラフをする機会も得られる。

なお、このルールは頭の中で考えたもので実際には遊んでいないので、ルールに不備があった場合はご了承ください。
遊びたい人がいたらご自由にどうぞ。楽しめたら御一報いただけると喜びます。

アニメ感想:『フリップフラッパーズ』2話。「今期のお気に入りアニメの感想を箇条書きでその2」

アニメ感想
12 /01 2016


『フリップフラッパーズ』の感想箇条書きその2。
1話と同じく、気づいたことがあったら徐々に追記していく予定。


『2話』
・おなじみ朝のシーン。ユクスキュル初登場。
・お迎えヤヤカが可愛い。まちがいなく良妻属性。
・セクハラブーちゃん。
・ボードについての突っ込みはなし。
・パピカに気づいて頬が徐々に赤くなっていくココナ。
・パピカと並ぶとヤヤカのちっこさがわかって死ねる。
・1話の樹氷のときに負った怪我。
・「離して!」といわれて素直に手を離すパピカ可愛い。
・パピカの服を用意したの誰だよとか、なんでツインテールなんだよという突っ込みは可愛さの前では無力。
・ココナさんの塩対応。
・ブルマパピカ。旧スクといい着ているものが古い。
・このおにぎりって誰が作ってるんだろう。
・ユクスキュルはこの時点でパピカに怯えているし、すでにパピカにとってもユクスキュルは捕食対象。
・ちゃんとトイレの鍵が掛かって赤くなるのが細かい。
・パピカは保健室の匂い(消毒液?)やらマニキュアの匂いが苦手。
・ヤヤカがココナを止めようとしたのはパピカがピュアイリュージョンに関わっていると知っていたからなのかどうかは不明。
・先輩からのお誘い。ちゃんと後々への伏線をしこんでます。
・ユクスキュルのしっぽがピョコンとなるシーンが可愛い。
・捕食者の笑み。

 Bパート。
・このびろーんとしたユクスキュル→スライムのような移動シーンがなんか好き。
・なぜか「考える人」の下から出てくる掃除機。なぜかパピカが覗くときには巨大化。
・「呼び声」→「瞳のアップ」→「いつのまにか掃除機の中でした」の騙し絵のような演出がじつにフリフラ、
・掃除機の中の世界。ふわふわ舞っているのはほこりやカビに思えるが、ユクスキュルの元ネタであるヤーコプ・フォン・ユクスキュルの『生物から見た世界』を思うと、これがユクスキュルの見ている世界と考えてもよい。
・ベタっとした色の塗り方が大好き。
・ウサギのようなよくわからない何かがパピカへと変身。このあたりの解釈も難しい。ユクスキュルから見たパピカ→ココナの言葉でパピカに確定?
・パピカの服装やウサギを追って穴の中というところから『不思議の国のアリス』を連想させる世界でもある。
・ブーちゃんは脳みそだけ。
・ユクスキュルの抜け毛。ココナさん、なぜ匂いでわかる。
・暗喩ネタは嫌いなのだが、男根のメタファーといわざるを得ない。
・げっ歯類って電源コードかじって大事故起こしちゃうよねえ。
・実に見事なCV小山力也の無駄遣い。
・逆さまになったココナさんがセクシャル。
・半覚醒パピカ。パピカの欠片はアンクルバンドにあるのだが、8話ではこれは取れないと言っていた。
・暗いところだとココナの髪の色が茶色になるなど、本当この世界の色使い代好き。
・ユクスキュルはこの姿になってもパピカにびびってる。
・以降もたびたび登場する「絶対に離さない」
・ヤヤカは見た。
・ジャージココナさんの可愛さよ。
・普通のエレベーターがフリップフラップへの入り口。
・ココナさんのサユリさんへの反応もヤバイ。真面目系の女の子は年上の女性に弱いの法則。
・通路もそうだがヒダカが乗ってるUFOについてもスルー。
・このココナが上から手を伸ばしてくるのは『おしいれのぼうけん』が元ネタらしいのだが、自分は最初『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』や『からくりサーカス』を思い出してしまって今でもときどき不安になる。
・一見つながっていないように思えるけどちゃんと3話に直接つながる終わり方。

アニメ感想:『フリップフラッパーズ』1話。「今期のお気に入りアニメの感想を箇条書きで」

アニメ感想
11 /24 2016


今期の一押しアニメ『フリップフラッパーズ』

ツイッターでも好きだ好きだと騒いでいるものの、何度も繰り返し見ても見るたびに新しい発見があるしどんどん好きになっていくので気に入ったところや気づいたところを箇条書きで書いてみる。

まずは一話から。
徐々に追記していく予定。

『1話』
・最初から騙し絵。ルビンの壺。
・眠っているヤヤカが可愛い。たぶん塾なんだろうけど、なぜヤヤカがいるのかは不明。
・パピカ脱走シーンの倒れている人が7話終了時点でも正体不明でかなり不穏。
・このボードでの飛行がノリノリで最高。
・OP。いまだ本編未登場の少女など謎が多数。
・これから何度も繰り返される夢と目覚めとおばあちゃんと着替えのシーン。夢の中の少女が騙し絵になってるなど、騙し絵を多様している。
・お話の基本ラインは「将来に悩む女の子の成長物語」なんだよね。基本がしっかりしており、画面全体がすこしふしぎな雰囲気を出しているので1話からどんな展開でも受け入れられるような土台が出来上がっている。
・職員室の前でココナを待っているヤヤカ可愛い。向き合って並ぶと背のちっこさがよくわかる。
・『夢十夜』の七夜。船のエピソードで少女の夢と関連付けている。
・保健室のベッドに座るヤヤカを見ているとドキドキする。
・眼鏡っ子ココナは1話でしか見れないからここで堪能せよ。
・台詞はないけど先輩も1話から登場。
・パピカの土管ハウスも学校の敷地内。どんだけ広い学校なんだよとか言っちゃいけない。
・このキスシーンに見せかける接近も騙し絵の一種なのだろうか。
・こっそりココナのフルネームも判明。
・ブーちゃんはココナのももにあるアザ=欠片を調べていたのだと思われる。
・ブーちゃんのセクハラにココナは嫌がっているがパピカは笑っている。
・ピュアイリュージョンに入るときは黒いものに吸い込まれる。
・ブーちゃんはちゃんとホバーサーフを回収。
・このピュアイリュージョンに行くときの演出は『ドラえもん』や『タイムボカン』など、昭和アニメのタイムスリップを思い出す。


 Bパート。
・外に出て少しだけココナ視点になるのが上手い。『雪国』の「トンネルを抜けると、そこは雪国だった。夜の底が白くなった」をイメージしたのだと思われる。
・パピカが雪原を走りながら上着を脱ぐシーンが華麗。
・空の色が現実世界よりも濃く、雲ひとつない真っ青。
・甘い雪。理由は不明。深い意味があるのか、たんなる異世界の味付けなのか。
・とくに理由もないが雪だるまを作り出す子供っぽいココナさん。この時点で不器用さが見え隠れしている。
・樹氷はすでに動き出そうとしている。なぜ動き出すのかは聞くな。
・道しるべにしていたお菓子を食べるココナ。EDの『ヘンゼルとグレーテル』と同じネタ。
・ココナを慰めるパピカが尊い。
・かまくらの出入り口から見た絵がドクロに見える騙し絵。
・ブーちゃんの脳みそが出るシーンで絵柄が変わるところは草。
・樹氷が動き出したのはパピカが「お化け?」と言った(思い込んだ)からという説もある。
・ブーちゃんの位置だとココナのパンツ見放題。
・樹氷の上を駆けるパピカのアニメーションが見事。
・かけらも説明がないまま半覚醒状態になるココナ。
・ピュアイリュージョンの出入り口である黒い何かで騙し絵っぽいしぶき。
・あっさりと断るココナさん。いまだ好感度低し。
・EDは『ヘンゼルとグレーテル』をモチーフにしていると思われる。歌詞にも意味深なところが多い。

 Cパート。
・ココナさん、この謎の兵士たちに連れ去られたあとの記憶がなさそうなんですけど……。
・この兵士たちがフラップフラップの人たちなのかアスクレピオスの人たちなのか不明。


「雑感」
記念すべき第1話。自分は最初のパピカ脱走シーンのアニメーションで「こいつは侮れねえぞ」と居住まいを正した。フリフラ好きは1話の時点でハートキャッチされてるんだよ。

見返してみると、連作ものの基本である「説明を省いて世界を見せる」ことに全力を注いでいるのがよくわかる。
これで2話でさらに作品の設定をチラ見せして3話でかっ飛ばし、4話で一区切りというような綺麗な流れになっている。


新規アニメ視聴予定。

アニメ感想
07 /01 2016
7月になったので、取り急ぎ2016年夏アニメの視聴予定でもば。

今期は原作を読んでいる作品が少ない。

『ベルセルク』
『アルスラーン戦記』
『あまんちゅ!』
『クオリディア・コード』

くらいか?
『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』は面白いという評判は耳にしているものの、原作積んじゃってるんだよなこれ。

続編ものは今期も多め。

『アクティヴレイド』
『SHOW BY ROCK』

あたりは前期も見ていたので視聴予定。

あとは『ダンガンロンパ3』やらオリジナル系の作品をチェックといったくらいかな。

fujimiti