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『2014年 秋アニメ感想まとめ』「今期はガンダム二作品が目玉で、『SHIROBAKO』がダークホース」

アニメ感想
01 /29 2015
やや遅くなったものの、2014年の秋アニメ感想のまとめを書いておきます。
このクールのアニメは当ブログ始まって以来、最大級と言っても良いくらに豊作でした。

普通だったら見ているだろうに、時間がないからと泣く泣く切ってしまったアニメも多いので豊作すぎるのも困りもの。見る時間足らなすぎる。
(そして、いま現在放送している冬アニメは面白いものがさらに多くなっているので、秋アニメよりヤバイことになってたりなんだり)

◆『OPED』
●『OP』:『ソードアート・オンラインⅡ』『courage』
『SAOⅡ』の後期OP。
1クールのあいだに映像が変わるなど、かなり力を入れているOPだった。
冒頭の双子の登場から続くユウキの動き、レイド戦、背中合わせの詠唱にスリーピングナイツによる作戦会議など、内容を知っているとかなりグッとくる。
映像の流れからして、マザーズ・ロザリオのほうを先に考えたのかなあ? とか勝手に思っています。

●『ED』:『Gのレコンギスタ』『Gの閃光』
これ以外ないでしょう。めっちゃくちゃ熱いダサカッコよさ!
こういうアニソン大好きです。下手に愛とか正義を語るより、よほどストレートにメッセージが伝わるし。
こっそり背景に仏像やら宗教画などがあるところも富野監督っぽい。『ブレンパワード』かよ。

次点は『天体のメソッド』かなあ。『とらドラ』とか『あの花』みたいな、長井龍雪監督作品を彷彿とさせる歩く&立ち上がりモーションだった。
あとは、『SHIROBAKO』のEDもけっこう好き。歌がかなり脳にこびりついた。
そう思ったら、作詞作曲が桃井はるこさんだったのか。納得。90年代くらいにありそうな、アイドルの歌うアニソンって感じだよね。

◆『作品別』
▼『S』
●『SHIROBAKO』:「今期のダークホースなアニメの製作現場アニメ」
アニメの製作現場のお話。
序盤からおっさんたちが口角泡飛ばす勢いでアニメのキャラクターについて熱く語るなど、アニメ製作現場を全力で描いているのでとても興味深く見れました。

そのあとも、手書きかCGかという現代のアニメ事情やら、動物を書くのは難しいというアニメーターの苦悩など青春ものとしても非常に面白いので今期でもトップレベルで楽しんだ作品ですね。

1クール目ではオリジナルアニメ、2クール目は原作付きアニメを製作するようなので、続きも楽しんで見ています。

●『ソードアート・オンラインⅡ』:「1期より断然面白くなりました」
キャリバー編、そしてマザーズ・ロザリオ編がとても面白かったのでこの位置。
正直、『SAO』は原作・アニメをひっくるめて「うんうん、おもろいおもろい」という感じで、見たら満足してとくに感想らしい感想は抱かないというくらいの作品だったんだけど、このエピソードはめちゃくちゃ好き。

くわしくは、前に細かく感想を書いたのでそちらを参照のこと。
⇒感想リンク(その1)、(その2
個人的には、SAOはファンタジーものだと思っていたけど、このエピソードで一気にSFよりになったような気がします。
原作読むのが止まってるので、これを機に続きも読もうかなあ?

●『寄生獣―セイの格率―』:「名作は何十年経っても面白いものだよねえ」
原作既読済み。
原作は、たしか何かの賞をもらっているくらいの超有名作品。なので、見る前は期待と不安が入り混じっていたものの、アニメ版もめちゃ面白い。

いま現在は2クール目も放送中で、最新話ではついに後藤さんが参戦。
『寄生獣』の伏線がすさまじいと言われるゆえんはここからなので、原作を読んでいない人はいままでの展開や台詞を忘れないようにしましょう。本当、すんごいから。


▼『A+』
●『Fate』:「バトルものとして今期最高」
原作は十年くらい前にプレイ済み。
要所要所の戦闘シーンの無茶作画は、今期どころかTVアニメでもトップクラスのものだと思います。
『UBW』は三ルート中一番面白いと思っているものの、アニメにすると序盤はけっこうだるいのでA+評価でとどめておきました。ここらへんは、ノゲルゲー原作の弱みでもあるな。

しかし、ルールブレイカー使ったところで一期が終わるとなると、二期は山場しか残っていないと思うんだがどうするんだろうか。
(原作を知らない人のためにほのめかすだけにしますが、ぶっちゃけここからは対バーサーカー戦並みの戦いしか残されていないと思っても間違いではないので)

あれって、三十分アニメにするのは無理でしょう。ちょうどよく区切れる場所なんて、全然思いつかない。
戦って、戦って、戦い抜くようなノベルゲーム史に名を残すくらいの名バトルだらけなんだし。

そんなわけで、二期は山場しかないから、こっから先の展開を知らない人はいまから覚悟しておくように!
『Fate』は『Fake』とか『Apocrypha』を積んでるので、そっちもいずれ読みたい。

●『Gのレコンギスタ』:「富野監督のロボアクションのかっこよさは天下一品」
久しぶりの富野監督ガンダム!
ってことで、なんかもうロボアクションを見れるだけで満足。

相変わらずのよくわからない主人公たちの行動理由やら、生活観あふれる戦艦や宇宙空間での日常描写など、新規アニメなのに懐かしさに浸れるという謎アニメ。
正直なところ、お話についてはわりとさっぱりなんだけど、ロボアクションのカッコよさは随一だと思うので2クール目も楽しんでいます。


▼『A』
●『ガンダムビルドファイターズトライ』:「メイジンの面白カッコよさは異常」
地区大会の決勝戦、そしてメイジン登場からは盛り返したものの、その話以外はいまひとつ盛り上がりに欠けたのでこの位置。

1クール目は、正直展開の下準備が足りなさすぎていまひとつ盛り上がらなかったものの、10話すぎてからの最近の話はめちゃくちゃ面白い。

全国から集まってきた強豪校にライバルたち。
王道優勝候補チームに分析型ショタ、ネタ枠の関西人にかませ臭しか感じない白狼さんたちやCV杉田智和など、すでに1クール目に戦った人たちを忘れるほど濃いキャラてんこ盛り。

カッコいいライバルと可愛いヒロインはホビーアニメの鉄則だぜ!
ってことで、2クール目に入ってからは今期でも上から数えたほうが早いくらいに好みなアニメになっているので優先的に見ています。

あと、メイジンは存在自体が面白カッコよすぎると思います。
「サインならあとだ!」

●『四月は君の嘘』:「今期の青春もの枠」
今期の青春もの枠。
やってることは主人公の過去を払拭するモノローグ中心のよくある青春ものなんだけど、ピアノやバイオリンの演奏シーンがとてもすばらしい。

青春物語はこれくらいシンプルなボーイ・ミーツ・ガールでいいんだよってのがよくわかるね。
というわけで、続きも楽しみにしています。


▼『B+』
●『ログ・ホライズンⅡ』:「1期からかなりのパワーダウン」
前期からとても評価が低くなってしまった残念作品。
キャラクターは非常に魅力的ながらも、1期のころに味わったわくわく感がかなり乏しくなっていた。

1クールかけてひとつかふたつのエピソード(おそらく、原作一巻分)しか消費しなかったのがとても痛い。
個人的には、1期のころの『ログホラ』は、新しい世界でどうやって生きていくかという要素を次から次へと提示してくれたのでわくわく感が強かったんだけど、2期目のはシロエやアカツキなどの内面を掘り込む部分が強かったので、正直かったるい。

キャラデザなども1期目のほうが好みだっただけに、いろいろと残念でならない作品でしたね。

●『天体のメソッド』:「夏といえばUFOだよね!(『イリヤの空 UFOの夏』脳)」
いわゆる、妖精ものか。自分が勝手にこう呼んでいるだけだけど、よくある
『願いをかなえる非日常な存在を中心にした物語』
だよね。

『UFO』というノエルの存在を、妖精、妖怪、神様、幽霊など何に変えてもまったく物語上差しさわりはないというやつ。
願いをかなえたらその存在が消えてしまうってのも定番だよね。

これは一種の定型(漫画やアニメどころか、海外の民話とかでもよくあるし。靴を作る小人みたいなの)なので、自分としては女の子がめちゃんこ可愛く、そしてエロかったという部分くらいしか楽しめる部分がなかった。わりとEDが本体。

個人的には、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』もこの手の作品のひとつだと思っている。
いまさらだけど、『あの花』ってなんで流行ったのかいまだに不思議だ。面白いとは思うけど、平均的な幽霊もののアニメという印象があったし。

『あの花』については、優れていると思う部分もあるから感想書きたかったんだけど、機を逸したんだったな。
いずれ書くかもしれない、書かないかもしれない。

●『甘城ブリリアントパーク』:「冬コミではどれだけの数の薄い本が出たのだろうか」
なんというか、いつもの京アニ。
そのジャンルが好きな人にとっては傑作、それ以外の人には凡作といういつものあれ。

今回は、ド直球なエロで攻めてきたなあ。
スカートから銃、心を読める能力、とにかく客寄せ、近くにラブホテル、ネットで宣伝動画、なんでも三十円、本音しか言えなくなる薬、海賊襲撃、その人そっくりになれる着ぐるみ……と、1クールのうちにどれだけエロ同人のための設定を詰め込めるかコンテストがあったら、まちがいなく優勝できるだろう作品。

お話としては、原作者が賀東招二先生らしく、『フルメタル・パニック』の短編集で見せたようなファンシーの中に毒を混ぜているあれ。
というわけで、面白いとは思うけど個人的にはそこまでのめりこめないというような作品でしたね。


▼『B』
●『魔弾の王と戦姫』:「『SHIROBAKO』からのキラーパス」
あー、こりゃ自分がめっちゃ好きなアニメだわ。
トンでも魔剣はあるものの、一部の英雄以外は平凡な兵士なの死人出まくりなファンタジー戦記ものだとか、キャラデザとか、あざとエロスとか、主人公が弓使いだとか、好きな要素てんこもり。

そんな風に要素自体は好みなんだけど、これはどう考えてもアニメ向きじゃないでしょう。
いまのアニメの水準で戦いのたびに何十、何百も騎兵が登場するとか、普通の深夜1クールアニメじゃ無茶ってものよ。
『SHIROBKO』12話の、「最近は馬描ける人少ないから」や「馬は足から下をカットする」などという話がキラーパスとして炸裂しているところはなんというかミラクル。

アニメ版は合間合間のナレーションや、チェスの駒による舞台の配置などがどうにもダイジェストっぽかったので原作を読んでみたんだけど、5巻で一区切りだから無理してそこまでやろうとしていたんだね。
そういう長さ的な制約や、作画方面での限界がいろいろとあったんだろうなと思わずにはいられない。
あのダイジェスト演出がないと、30分アニメとして放送できなかったんだろうなあ。

そんなわけで、お話や要素自体はとても気に入った作品であり、原作も既刊分は買ったので現在ちまちまと読み中です。
あんま関係ないけど、PCゲームの『Knight&Princess』のセロットのシースルースカートの元ネタがリュドミラだとアニメ版見てようやく気づいた。
シースルースカートはわりと定番な服装なので元ネタじゃないとも言われそうだけど、
(『ギャラクシーエンジェル』のどれかのエンディングでも履いていたし)
色が青だしファンタジーだし武器も槍だしとで、どうにもデジャブる。

●『俺、ツインテールになります』:「『SHIROBAKO』からのキラーパスその2」
あれ? じつはそこそこ面白いのかも?

最初から流し見だったものの、特撮パロだったりなんだりでじつはけっこう好きかもしれない。
少なくとも、原作を読んでみようかなと思ってしまったので個人的にはそこまで悪くはなかったとは思う。 

しかし、アニメ版は敵側の声優が無駄に豪華すぎて笑う。速水奨、かないみか、三木眞一郎などなどなど。
そしてツインテールの声が池田秀一とかなんだそれは。赤いからなのか。そうなのか。


▼『継続作品』
●『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』:「なんだかよくわからんが、とにかくよし!」
という感じの、ぼんくらクズ姫エロロボアニメ。
カオスギャグ枠と思いきや、お話がジェットコースターしていたり、登場人物が全員クズすぎたりで普通に面白くてかなり困った作品。

このアニメは、B級ぼんくら映画スキーにはたまらないなあ。
汚いなのはとフェイトの逃亡劇回なんかは、終始ゲラゲラ笑いながら見ていたし。
(絶対に裏切る身内、とりあえず殴っとけな蹴たぐり警官など、ぼんくら脳を持っているとどれもギャグシーンにしか思えない)

第一話の時点では、絶対『ヴァルヴレイヴ』みたいなぼんくらロボアニメ枠になると思ったのになあ。
何が面白くなるかわからないから、オリジナルアニメは切るに切れない。
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