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『2015年 冬アニメ感想まとめ』「今期は『アイドルマスターシンデレラガールズ』が殿堂入りで、次点が『SHIROBAKO』」

アニメ感想
05 /31 2015
いまさらですけど、ぼちぼち5月も終わっちゃうので取り急ぎ前期アニメの感想まとめ。

このクールはどうにも私生活が慌しかったので、見たかったのに最後まで見れないアニメが多かったな。
そして、ここ最近は『ベルウィックサーガ』ばかり遊んでいて、まったく新規アニメが見れていないという体たらく。
月末に発売した『Re;Lord 第二章 ~ケルンの魔女と黒猫~』も遊びたいので、今期アニメもあまり見れなさそう。

●『OP・ED』
▼『OP』:『アブソリュート・デュオ』『Absolute Soul』
OPが本体。というか、本編の出来とは別作品というくらいにぬるぬる動く。
こういう、動かすために動かしているのも嫌いじゃありません。謎スケートシーンも好きよ。

映像もさることながら、歌もめちゃんこカッコいい。
鈴木このみはなぜか3連続でMF文庫アニメのOPを歌ったんだけど、その中で一番好き。

あとは、『デュラララ!!×2 承』のOPも好きです。
視聴者に「?」と思わせるカメラワークから始まり、徐々に池袋の街中を移動していっては人物紹介をしていくという、登場人物たちが全員すぐ近くに集まっていたと悟らせる構成がとても上手い。

群像劇ということを上手くあらわしているよね。
『バッカーノ!』といい、成田良悟作品はOPに恵まれているな。

▼『ED』:『アイドルマスターシンデレラガールズ』『夕映えプレゼント』
『デレマス』は名曲の宝庫なれど、一番は『夕映えプレゼント』
最終回でも使われ、「夢みたいに綺麗で泣けちゃうな」が内容とも非常にマッチしている名曲。
それ以外にも、アスタリスクの歌は挿入歌・ED共にCD買っちゃうくらいに好きです。

▼『番外』:『ローリング☆ガールズ』OP・ED。『人にやさしく』『月の爆撃機』
OP・EDともにお気に入りなものの、THE BLUE HEARTS のカバー曲なのでここに。
自分は音楽に暗いので調べるまで知らなかったものの、カバー曲だったんだね。どおりでどこかで聞いたことがある歌だと思った。

歌だけなら、EDの『月の爆撃機』は今期で一番好みだったかもしれない。
「ここから一歩も通さない 理屈も法律も通さない 誰の声も届かない 友達や恋人も入れない」
と、じつにロックしとるし。


●『本編』
◆『殿堂入り』
▼『アイドルマスターシンデレラガールズ』「2クール目も楽しみだけど、絶対に原作は遊ばないからな!(しつこい)」
間違いなく、このクールどころか数年に一本レベルのお気に入り作品で個人的殿堂入り。
殿堂入り作品は、このブログを始めてからなら『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』に続いて二本目。
(原作既読派の人には不評だけど、1期アニメも編集が上手いと思うんだけどなあ、俺ガイル)

過去に一話ごとに感想書いたので、細かいことはパス。
(そういえば、まだ最終回あたりの感想を書いていなかったような気が……)

たんなるキャラクターものと思いきや、ちゃんと1クールのあいだに盛り上がる箇所を用意したり、主人公ポジションであるプロデューサーのエピソードやらアイドルの個別エピソードを絡めたりと、綺麗にアニメオリジナルな盛り上がりを見せてくれた。

原作は未プレイなものの、じつはアニメ版で登場したユニットやらカップリングが原作では影も形もないと聞いて戦慄する。
オリジナル要素だらけということもあり、失敗する要因しか見当たらないのによくもまあこれだけ面白いものが出来上がったもんだ。

アニメ感想以外にも、時々思い出したように小梅ちゃんかわええとか叫んでいるので、そろそろデレマスの個別カテゴリでも作ろうかと考え中。
(それ以外にも、雑記カテゴリももうちょっと細分化したほうがわかりやすいよなあと思わなくもない。ベルサガ感想も個別で分けるか)


◆『S』
▼『SHIROBAKO』「最終回まで見てアニメ作りに感動した人に、『妄想代理人』の10話を見せて絶望させてあげよう」
アニメ製作現場のお仕事アニメ。
これまたときおり感想を書いていた作品だけど、最初から最後まで面白い青春アニメだった。

最終回まで見ると、あくまでも最初から最後までほっとんど製作側の話に終始したところが印象的だったかな。
2クール目序盤から、『第三飛行少女隊』の製作スケジュールが厳しく、クオリティが維持できるかどうかもギリギリという話をしていたのに、そのアニメ化の評価についてまったく触れなかったのには驚いた。

題材的に、話を製作者側だけではなく視聴者やらネットの声にまで踏み込むと面白さの軸がブレるとでも判断したのかな。
まあ、終盤まで来て「ここまで頑張ったけど評価は散々でした」というのはオチとして綺麗じゃないからね。
(そのほうがリアルかもしれないけど、それとアニメの面白さは別物)

そんなわけで、面白いしお気に入りだったものの、ごく一部でひっかかりを覚えたところもあった作品です。
このあたりは、現実に近い題材を扱っている作品の弱みでもある。
伏線をすべて回収しきるってのは、これからもまだまだ彼らの生活は続いていくというスタイルの作品では難しいからね。


●『A+』
▼『ローリング☆ガールズ』「4話までは微妙で5・6、7・8話のエピソードが一番面白かったと思うので、見ていない人はそれだけでも見るといいよ」
で、こちらは逆に終わり良ければすべて良しタイプの作品。

やってることはごく普通のロードムービーなんだけど、根元の設定が特殊すぎるのですべてがふわふわしている。
それなのに、結末がすんげーハッピーエンドっぽいので見終わったときの満足度がとても高かった。

キャラデザの圧倒的な可愛さと風変わりな背景を目当てで楽しんでいたものの、何度かBGVとして流しているうちにかなりのお気に入りアニメになってしまった。

こんな感じの、そもそも根幹の設定からしてわけわからんオリジナルアニメはけっこう好きです。
『世界征服 謀略のズヴィズダー』とか。 

細かい感想を書きたくなるタイプの作品なので、後日別エントリーにて個別感想を書く予定です。


◆『A』
▼『アルドノア・ゼロ』「リアルロボットアニメとしては面白いんだけど……」
面白いことは面白いんだけど、結末ですんごくモヤモヤしたアニメ。

2クール目になってからスレインの出世が順調すぎていまひとつに思えていたものの、最後まで見てわかった。これはどちらかといえば、スレインが主人公だったんだね。彼のネジクレタ青春物語。

戦争の結末などはすでに1クール目からだいたい見通しが経っていたのに、スレインが右往左往したせいでかなり面倒なことになったと。
そうやって、すでにお話としては最初からあと一歩で終わるところまで来ていたのに、遠回りに遠回りにしてようやく実現したのが最終回。

その最終回の戦争終結はじつに納得のオチなんだけど、いまひとつカタルシス不足。
このあと、姫様もイナホもスレインも道が交わることなく別々に生きていくのかなあという感じだったし。

このあたりは、戦争ものとキャラクターものの相性の悪さな気もする。
あまりに主人公万能にすると違和感があるのでこれくらい自由さがない作品のほうが良いとは思いながらも、やはりキャラクターものとしてはいまひとつ納得がいかないという感じだったりなんだり。

主人公がある程度特別な立場にはあるものの、けっきょくは一兵士以上のことをしていないという描写は好みなんだけどな。


▼『Gのレコンギスタ』:「戦闘描写はピカイチ」
やはり、富野ガンダムは面白い! というか、戦闘描写が最高!

話はちっとも理解できていないのに、あの密度の高い戦闘シーンと妙にさわやかなラストが見れただけで満足してしまった。
戦場のあらゆる場所で名前ありのキャラが同時に戦い、ふとした拍子に重要なお偉いさんが乗っている戦艦が撃沈され、かと思えば味方がピンチになったり敵をあっさりと殺したりと、いつもの富野作品!

『逆襲のシャア』とかの混沌とした戦場が大好きな自分としては、再びガンダムでこの描写が見れただけで全肯定。
台詞回しから登場人物のやりとりまで、とことんまで富野アニメだったし。

敵を殺してしまったベルリを励ますためのやりとり、

「Gセルフなんだぞ、パーフェクトパックなんだぞ」
「名前は希望です。名づけた人の保障じゃありません」

とかは『キングゲイナー』のOPを聞いているとめっちゃ響くね。
愛と勇気は言葉。感じられなければ力じゃない。
高性能だから、エースだからと名前だけで生き残れるわけないだろうがって感じで、めちゃんこ熱い。
ここらへんは、ニュータイプ幻想にまで関連しそうな話題になるのでいくらでも語りたくなってしまう。


●『B+』
▼『ガンダムビルドファイターズトライ』:「今期一番の残念作品」
前作はとても面白いホビーアニメだったものの、それとは打って変わって評価がダダ下がり。
前期の無印『ガンダムビルドファイターズ』は本当に面白かっただけに、どうしてこうなった。

不満点を列挙しようとしたものの、あまりにもグダグダと愚痴めいてしまったので全削除。
とりあえず、チーム戦がメインなのにまったく集団戦を描かなかったところはツッコませてくれ。
(あと、ウイニングガンダムのビームはねえよ。もっとガンプラっぽい武器使えよとか色々)

『Gのレコンギスタ』が同時期に放送していたのもマイナスに働いたのかなあ。
三対三で戦うルールなのにちっとも集団戦を描かないこちらに対して、『Gレコ』は慌しい戦場をおっそろしいくらいの密度で描いているだけにどうしても比べてしまった。
元々富野監督作品はロボットによる集団戦がとても上手い人だっただけに、これは比べるものが悪かったな。

けっきょく、印象に残ったのは女の子だけだったというありさま。
残念。

▼『DOGDAYS´´』:「で、四期はまだですか?」
安定の癒し枠。
もう、この作品は数年に一回アニメ化してくれて構わないというくらい大好きな素敵ぼんくら時空。

相変わらずの肌色率だったり、ご都合主義万事解決だったり、登場人物増えすぎて収拾がつかなくなっていたりしているけど、細かいことは気にするなという感じで。
エクレ出番少なかったなー。


●『B』
▼『艦隊これくしょん -艦これ-』:「アニメ化って難しいよねえと、久しぶりに心の底から感じてしまった」
最後まで見た人には、言わんとすることわかるよね?
原作は未プレイ。知り合いが好きなので見てみたけど、うーんこれは……。

主人公が存在しない作品をアニメ化するとき、どうやって話の中心を用意するのか問題は『シスタープリンセス』のときもかなり騒がれたものだけど、
(15年前から何も変わっていないな)
これもそのあたりでかなり失敗したのかなあという印象。

同じように原作のメインストーリーが存在しない作品だけに、『アイドルマスターシンデレラガールズ』と比較してみるとちょっと面白い。完全に正反対なアプローチをしているんだよね。
主人公=提督をまったく登場させないか、プロデューサーをプレイヤーではない新しいキャラクターとして作品の中に落とし込むかどうか。

個人的には主人公を用意したほうが好みなので、手法としてはデレマスのほうが好きではある。
しかしそれは、あくまでも主人公が好意的に受け取られたからという結果論でしかないからなあ。うーん、難しい。

ちなみに、件の『シスプリ』では一期のときは個性が強い主人公が出て大バッシングを受けつつも終盤になると受け入れられたという経緯がある。
そして、数年後に放送した第二期の『シスタープリンセス リピュア』になると同じ顔をした別の無個性主人公が登場するAパートと、主人公が登場しないBパートにわかれて放送したという怪作。

いまにして思うと、最初のアニメはウニメで、2期の『リピュア』(プリピュア)もAパートとBパートが別アニメというアバンギャルドなアニメだったよな、本当。

でも、昨今問題視されているどうやって作画のクオリティを維持するかということに関しては、この作り方が大成功だったところが恐ろしい。
(プリピュアのBパートは、3,4人ほどの原画家だけに作画を担当させて、Aパートとは比べ物にならないほど美麗な絵柄になっている)


●『評価保留』
▼『蒼穹のファフナー EXODUS』
分割2クールだし、過去作からの続編なのでいずれ一気に見る予定。

▼『寄生獣』
アニメが放送したから久しぶりに原作を読み返してみたんだけど、これってアニメが面白いというより、原作がド傑作だからこその面白さという気がしてきた。

いや、アニメも悪いとは思わないんだけど、どう考えても原作のほうが面白いし。
ここ最近のアニメは原作よりも面白くなることが多いのに、この微妙なアレンジ、微妙な音楽、微妙なチープさなど、どうにも古臭いアニメ化という印象だったな。


▼『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』
なんだかよくわからんが、とにかくよし!

最初から最後まで、面白いんだからどうなんだかさっぱりわからないのに見てしまった。
エロいというよりも下品と言ったほうが正しいお色気要素に、
(パンチラで十分なのに、むき出しの股間に顔を突っ込んで陰毛の話題まで出す、ヒロインが男キャラの股間に顔を突っ込むどころか何かを咥えてしまったなど)
下ネタ全開なギャグ。そして力押しの解決と、苦手な人は絶対に見ない、はまる人はダダはまりというカオスアニメ。

ちなみに自分は、最後の最後まで、
「このアニメは面白い。面白いとは思うんだけど、好きといってしまうと自分に嘘をついている!」
という、謎の葛藤と戦いながら見ていたりしました(バカだなあ)
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