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『ソード・ワールド2.0リプレイ 滅びのサーペント』感想。

ラノベ感想
02 /05 2013


とつぜん、SW(ソード・ワールド)がマイブーム。
というわけで、『SW2.0』のりプレイやらサプリメントを読みふけっております。

で、いくつか読んだリプレイの一冊がこの『滅びのサーペント』
GMが、旧SWのころから活躍している清松みゆきということもあり、期待して読む。

このリプレイのコンセプトである『最初から最大レベル(15レベル)パーティー』というのは、旧SWリプレイでの『デーモン・アゲイン』を思いだす。
あれも、清松みゆきGMで、PC全員が6~8レベルという、かなり高レベルパーティーによるムチャクチャな冒険だったからなあ。

そんな前科ありのGMなので、今回も絶対にやらかしてくれるだろうと思ったのだが……、期待どおりでした(笑)

PCの戦闘能力が半端なく、1ラウンドで12体いる敵を魔法で一掃したり、ボス相手に三桁ダメージを叩き出すなど、SW2.0とは思えない阿呆なことになっとる。
普通の冒険者なら一体でも立ち向かえないほどの強敵なのに、傷ひとつなく勝つってなんだよ。

この化物みたいなPC相手にGMが萎縮することなく、15レベルでも勝てないような超強敵を出すなど、最後まで緊張感を維持できているのはすごいなあ。
GM、プレイヤー共に強さに振り回されすぎていて、うっかりと便利な戦闘特技や魔法を使わずにラウンドを終えたりしているところもじつに笑える。

『バブリーズ』や『猫の手冒険隊』のころから思っているけど、清松みゆきってプレイヤーたちに、
「これで遊んでみろ」
と、ムチャクチャな状況をポンと与える感じがするよね。
それで上手く右往左往してくれたのが『猫の手冒険隊』で、PCたちがGM以上に凶悪だったのが『バブリーズ』だよな。どっちも、ノリにノって悪乗りしていた。
この『滅びのサーペント』も、それらと同じくらいに無茶をより大きな無茶で貫き通す面白さがあったな。

これだけでも十分に面白いお祭り騒ぎなのだが、後半から急展開。
最高レベルパーティーの次は、最低レベルパーティーだという感じで、全員が1、2レベル。
戦ったら死ぬ、逃げようとしても死ぬという、ポンコツコンピューターゲームのような鬼難易度のリプレイとなっている。

もう、こちらも大笑い。インフレしすぎと思ったら、今度のデフレも凄まじかった。3とか4しかダメージが与えられないって、逆の意味でなんだよ!
普通ならゲームとして破綻しそうなのに、上手く謎解きを用意して、ちゃんとゲーム(読み物)として成立しているからすげえなあ。

いくつかSW2.0のリプレイは読んだけど、これは当たりだったな。
一回こっきりのお祭りだから出来るバカ騒ぎだと思ったのに、これって続編あるのかよ!
こんど、そっちも買って読みます。

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感想リンク。
SW2.0リプレイ、全作品紹介。
・『ソード・ワールド2.0リプレイ 双頭のサーペント』感想。
『ソード・ワールド2.0リプレイ 三眼のサーペント(上)』感想。
『ソード・ワールド2.0リプレイ 三眼のサーペント(下)』感想。

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