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『エスケヱプ・スピヰド』2巻、3巻、感想。

ラノベ感想
03 /08 2013



2巻と3巻を一緒にしての感想です。
ネタバレするところもあると思うので、未読の方はご注意ください。

1巻がとても綺麗な形で終わっていたので、どうやって続きを作るのかなと思っていたものの、新キャラを出してきたか。
この新キャラがメインになっていたせいか、2巻はややこじんまりとしたものになっていたかな。
ぶっちゃけると、九曜たちのその後の話よりも過去の戦争の話やら、鬼虫の仲間たちのことが気になっていたので、面白かったけど大絶賛するほどでもないというのが、2巻の感想か。

そう思っていただけに、生き残りの鬼虫たちが登場してテンションアップ。
2巻ではまだ顔見せといったところだけど、3巻からは大活躍だったからね。
1巻と同じように、虫型機械に搭乗して人知を超えたバトルを見せてくれたりと、面白すぎる。
そうそう、『エスケヱプ・スピヰド』に求めていたのは、このスピード感なんだってば。3巻は、1巻と同じくらいに面白かったな。

しかし、この作品はどうしてこうもロボットが魅力的なのだろうか。
任務を遂行するために死を厭わないロボットやら、自らの体をボロボロにしても敵を打ち倒そうとする、狂気とも一途さとも違う、ロボット独自の思考や行動がじつにカッコイイ。

この、プログラム通りでしかない行動なのに、もしかしたら心っぽいものがあるような……、と考えちゃうのがロボットものの魅力だよなあ。
かの、ロボットSFの大傑作『BEATLESS』を読んじゃっても、いまだにロボットものは大好きだよ。
『BEATLESS』みたいな、ロボットの行動に一種の答えを出しちゃった作品もいいけど、こういったロボットと人間の違いがほとんどないという作品もやはり好みだな。

そして、1巻に引き続き野郎どもが可愛すぎる。
この作品で一番可愛いのは間違いなく九曜だけど、次点はロボットの菊丸でしょう。なにこの、めんこい子ら。

サイボーグとロボットによる将棋など、不毛もいいところに思えるのに、ムキになっているこいつらが可愛すぎる。
ほんま、九岡望先生はロボットの可愛さ、カッコよさというものをよくわかっていらっしゃる。

キャラクターの魅力もそうだけど、バトルアクション方面の面白さも、3巻からまたひとつ加速した気がするな。やっぱ、敵がメチャクチャ強そうな相手じゃないと燃えないよね。
3巻、327Pにあったあの能力名などを見ても、作者があきらかにSF大好きっぽいので、これからの展開も楽しみだな。いったい、どんなトンデモ能力が出てくることやら。

こういった作品の感想をネタバレしないで書こうとすると「カッコイイ」やら「面白い」「可愛い」などとしかいえないのが悔しいな。
とりあえず、3巻の蟷螂さんの羽には驚いたとだけ言っておいて、今回の感想は終了とします。
4巻も、楽しみ、楽しみ。

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感想リンク。
『エスケヱプ・スピヰド』感想。
『エスケヱプ・スピヰド』4巻 感想。
『エスケヱプ・スピヰド』5巻 感想。
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