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『堕女神ユリスの危機』『堕女神ユリスの栄光』感想。

ラノベ感想
05 /02 2013



ソード・ワールド2.0の世界、ラクシアを舞台にした小説『堕女神ユリス』シリーズの2巻と3巻。
堕女神(駄目神といっちゃいけない)なユリスカロアとザウエルらの活躍も、これにて完結となります。

全体の感想としては、1巻が一番面白かったかな。
2巻、3巻も悪くはないけど、すべてがすべて予定調和のハッピーエンドだからね。
アクション映画の1、2、3を続けて見たような、面白いんだけど妙な物足りなさを感じてしまった。

まあ、ファンタジーもののアクション小説としては、十分に面白かったのでけっこう満足してるんだけどね。
3巻の、数十頭のドラゴンに包囲された町の篭城戦とか、読んでいてかなりわくわくしたもの。
個人戦ではなく、集団による戦いもファンタジーの醍醐味だよなあ。

そういえば、1巻のころから登場人物のステータスが掲載されているけど、こっそりジェラルディンが筋力30に成長していてちょっと笑う。
兄貴(バトエルデン)と同じ数値じゃねえか!
この兄妹、エルフのくせにムキムキすぎるだろう。

『堕女神ユリスの栄光』では、竜を信仰する教団が出てきたけど、ソード・ワールド1のころのドラゴンプリーストを思い出すね。
神ではないものの、下手な小神より強いんじゃね? っていうのがドラゴンだし。

それで思ったことを少し。
『新米女神の勇者たち』によると(何巻だっけかな?)、ドラゴンは剣を持てないから神になれないらしい。
それで、魔剣を持てるように進化したドラゴンというのが、リルドラケンだとか。

人間のような手がないと、強い魔剣を持つことが出来ない。つまり、神になることが出来ないから、一部のドラゴンはリルドラケンに進化したっていうような説明だったはず。

この『堕女神ユリスの栄光』でも、ドラゴンは神にはなれないってことが語られているけど、いまのところリルドラケンの神様って登場していないよね?
別に、リルドラケンだからリルドラケンの神様を信仰しろってことはないんだけど、ドワーフはグレンダール、エルフはアステリアと、関係が深い神様が多いだけにちょっと気になったな。

まあ、ラクシアの神様で種族が明確にされているのって始祖神のライフォスくらいで、ほかの神々の種族はいまひとつわからないんだけどね。
いまのところ、関係が深そうなのって、

炎武帝グレンダール:ドワーフを作ったと言われている。
妖精神アステリア:信仰する人々が、エルフになったと伝えられている。
月神シーン:シーンの加護によって、シャドウが生まれたと言われている。
戦神ダルクレム:蛮族を生み出した。
不死神メティシエ:ノスフェラトゥと深い関係にある。
狂神ラーリス:魔神と深い関係にある模様。

くらいなのか?
『ルールブックⅠ』や『バルバロステイルズ』によると、始まりの三つの剣が植物、動物、幻獣に続いて人族を作り、ひとりの人間が始祖神ライフォスとなった。
その後、ライフォスは魔剣の力を他の人族に分け与えて神を増やしていく。
そのあとでエルフやらドワーフなどの亜人が生まれ、第二の剣イグニスに触れた人族が戦神ダルクレムとなり、戦争が始まったとか。

このことから考えると、神様ってのは人族が多いのかな。
ライフォスなどの神々が誕生してから、ドワーフやらエルフが生まれたっぽいからね。

その他の人族だと、
ナイトメアは突然変異なので除外。
ルーンフォークは人造人間だから神様とは無関係。
タビットは前世が神様という説があるけど、確認はされていない。
グラスランナーは異世界人っぽいので、この世界とは無関係。
(グラスランナーはフォーセリアからやって来たんじゃね? とか勝手に思っています)
フィーは古代種妖精、フロウライトは魔晶石みたいなので、神様とは無関係。

こんなところでしょうか。
こういった、神話関係はSW1のころからとても面白いと思っているけど、細かい設定が語られないのでちょっとやきもきもしたり。

おそらくはまた、多くの設定をプレイヤーに任せるんだろうな。
その自由度は悪くないんだけど、やっぱり色々設定が気になってしまうな。

ちなみに、この小説で登場したユリスカロアとザウエル一行は、『ソード・ワールド2.0リプレイ BRAVE』の3巻(上)でもちょっとだけ登場します。
ユリスは相変わらず、ツボとか黄金水を売っていました(笑)

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感想リンク。
『剣をつぐもの』感想。
『ソード・ワールド2.0ノベル 堕女神ユリスの奇跡』感想。

『ソード・ワールド2.0ストーリー&データブックドラゴンレイド戦竜伝』

SW2.0リプレイ、全作品紹介。
『ソード・ワールド2.0リプレイ 聖戦士物語』感想。
『ソード・ワールド2.0リプレイ BRAVE』感想。
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