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『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』3巻 感想。

ラノベ感想
07 /27 2013
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(2011/11/18)
渡 航

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『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の第3巻。
今回も、例によってアニメ版と比較した感想です。
原作の3巻は、アニメ版の6話に相当します。

6話は、由比ヶ浜への誕生日プレゼントを買って、仲直りするというのがだいたいのあらすじです。
原作では、戸塚とのデートや材木座の話があったものの丸々カット。
どちらもコメディ色が強いエピソードですので、アニメ版の雰囲気と合わないからでしょうか。

これまた、アニメ版は2巻と4,5話の関係と同じように、エピソードの入れ替えと繋げ方がとても上手い回です。
ざっとですが、原作とアニメ版の展開を抜き出してみましょう。

・『原作3巻』
1:部室で雪ノ下とのやりとり。平塚先生に人員補充を命じられる。
2:土曜に小町とのデート。
3:雪ノ下と遭遇。小町が気を利かせてふたりにする。
4:由比ヶ浜と出会い、デートとかん違いされる。
5:由比ヶ浜に、月曜日に話があると言う。
6:雪ノ下が、6月18日は由比ヶ浜の誕生日だろうと推測する。
7:日曜に八幡、雪ノ下、小町で買い物。
8:陽乃と出会う。
9:ゲーセンで雪ノ下とクレーンゲームをする。
10:奉仕部で由比ヶ浜との話。
11:途中で材木座が割り込み、依頼。遊戯部との対決。
12:騒動の最中、由比ヶ浜がデートでないことを知る。
13:奉仕部で由比ヶ浜にプレゼント。


・『アニメ6話』
1(1):部室で雪ノ下とのやりとり。平塚先生に人員補充を命じられる。
2(6):雪ノ下が、6月18日は由比ヶ浜の誕生日だろうと推測する。
3(7):八幡、雪ノ下、小町で買い物。
4(8):陽乃と出会う。
5(4):由比ヶ浜と出会い、デートとかん違いされる。
6(5):由比ヶ浜に、月曜日に話があると言う。
7(10、12):奉仕部で由比ヶ浜との話。由比ヶ浜がデートでないことを知る。
8(13):奉仕部で由比ヶ浜にプレゼント。


とこのように、アニメ版は八幡、雪ノ下、由比ヶ浜の三人を中心にしていることがよくわかりますね。

途中で行われる雪ノ下とのデートイベントまで省いたのは尺の関係もあるでしょうが、
「どうやって、由比ヶ浜と仲直りするか?」
というエピソードが一番大切だと考えたからでしょう。

個人的には、原作で見せたドタバタの中での解決よりも、アニメ版のようにしっとりとしたまま解決してくれるほうが好みです。

この話に限らず、アニメ版は寄り道をとても少なくし、結末に向けて一直線に進んでるところが特徴ですね。
これまた、好みな手法です。

ただやはり、原作のほうが描写は多めです。
とくに、雪ノ下がエプロンを買った理由は原作のほうがわかりやすくなっていました。
アニメ版ですと想像の粋を出ないといった態度ですので、これは大きな違いですね。

これ以外にも、原作だと、
『エプロンを試着した雪ノ下が、鏡の前でどんな表情をしていたのかわからない』
というような書かれ方をしたシーンがあります。

こういったあきらかに意識する(させる)描写があるので、原作のほうがラブコメ度が高く、わかりやすいものになっていますね。
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感想リンク。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』1巻 感想。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』2巻 感想。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』4巻 感想。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』5巻 感想。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』6巻 感想。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』7.5巻。感想。

・アニメ感想『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』その1。
・アニメ感想『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』その2。
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