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『ソード・ワールド2.0リプレイ 三眼のサーペント(下)』感想。「バトエルデン×リア好きにはたまらない」

ラノベ感想
03 /22 2014


『三眼のサーペント(下)』読了。
15レベルリプレイ第三段。二ヶ月連続刊行の下巻です。
今回も面白かったー! 
やっぱり、サーペントの英雄五人は、SW2.0リプレイの中でもトップクラスに好きなキャラクターたちだな。

上巻の感想ではあんまネタバレしなかったものの、今回はネタバレ全開で行きます。


今回は、英雄たちとNPCのお話がよかったなあ。
伯爵とあの人の関係が進展したり、ジュエリィさんと師匠、紳士の関係とかね。
というか、伯爵の選択はサプリメントとか他のリプレイにも書かれないとおかしいくらいの大事件だよな。どうなるんだろう。

そしてそして、外せないのがバトエルデン! 
今回はリアとの夫婦喧嘩を見せてくれたりと、どんなご褒美だ、これ(笑)

リアが敵に乗っ取られてしまい、お互いに相手の不満をぶちまけた後、ふたりきりでしっぽりと仲直り(本当にそう書いてあるw)とか、萌え転がれと言うようなものじゃねえか。
大司教とリアの関係が大好きだっただけに、下巻はもうこの展開だけで大満足だよ。

シナリオの方といえば、今回はいままでの話や上巻ほどの苦戦はなし。
(というか、過去作を含めても『滅び』の魔法王戦が一番苦戦しているような気がする)
諸事情により省略されてしまったボスやら、強さを見せることが出来ずに終わったボスなど色々だったね。

まあ、このレベル帯になると戦闘に時間がかかるだろうし、やられる前にやれってのがより強くなるから、仕方ないといえば仕方ないのかなあ。
『双頭』に出てきたイグニスの輪環みたいに、徹底的に伯爵対策・魔法対策しているような敵を出さない限り、パワープレイにしかならないだろうし。

ボス自体は、伯爵の攻撃は絶対に命中すると想定したようなデータで面白い能力だと思っただけに、ジレンマもほとんどなくあっさりと終了はちょっと寂しいけど。
(HP1000とか書かれたときは、清松みゆき氏は何を考えているんだとか思ったものだけど)

ボス戦以外にも、ちょっと肩透かしが多かったかもしれないな。
せっかくユーレリア地方に行ったのに、ユリスカロアにもジェラルディンにも会わずに終わるとは思わなかったし。

ここらへんは、プレイヤーの自由度に任せた結果なんだろうな。
めっちゃくちゃ美味しいネタだと思うけど、このままならなさもTRPGの醍醐味か。

GMや中の人たちの悪ふざけは、今回も面白かったなあ。
秋田みやび氏による「この五人でフィルゲン倒しちゃえば?」には大笑いした。

それ、誰もが考えていることだろうけど、あなたが言わないでください!
(むしろ、この人だから言えるのかもしれないけど)

まあ、ぶっちゃけこの五人ならフィルゲンだろうとも余裕でしょう。
というか、ゆんとバトエルデンだけでも勝てちゃうね、きっと。

重要なNPCとの対決といえば、大真面目にユリスカロアと戦うことを想定したのにも大笑いした。
不完全状態のデータ(リンク)だと、たしかに、この五人なら勝てると思う。

作中で書かれているとおり、伯爵やゆんの攻撃に賭けたり、大司教を盾にしたりで大丈夫そう。
自分は、
「マイザールの【セーブ・ザ・ワールド】でユリスを逃げられなくして、その中で1分間【アイスドーム】すりゃ耐えられるんじゃね?」
とか考えたけど、この五人ならどうとでもなりそうだ。

しかし、まさからあのデータのユリスを倒そうと本気で考える日が来るとは思わなかった。
最初に見たときは、いわゆる絶対に勝てないデータみたいなものだと思ったんだけど、何とかなるもんだなあ。

無印SWのときも、
「データにすると、絶対に勝つ方法が見つかる」
みたいなこと言っていたけど、それが本当のことだと理解できたな。

戦う道を選べないのはわかっているけど、泣いて負けを認めるユリスや、それのせいで妹に怒られるバトエルデンとか見たかったなあ。
ユリスは絶対、涙目になりながら負け惜しみ言うだろうし。
(負けず嫌いのロリババアって最高だよね!)


毎回思うことだけど、この化け物PCたちと戦えるような敵も、さらなる世界の危機も考えるのがとても難しそうだけど、
(フェイダン地方が魔境になりすぎるし)
やっぱり、このメンバーの新作はいくらでも読みたいよなあ。
続編プリーズ! サーペント四天王カモン!(キル・ヒアー!)


以下、上巻ともどもの感想を箇条書き。
・バトエルデンはファイターレベル下げて微妙かと思ったけど、よく考えると300年間もルーフェリアを守り続けてきたんだから、《鉄壁》《ガーディアン》はぴったりなのかとも思い始めた今日この頃。
(でも《マルチアクション》がないと戦いづらいってのはありそう)

・マイザールは早く召異魔法10レベルにして、【アトロフィー】でゆんを助けなさい。

・ジュエリィさんって、ソーサラー12だからヴァンパイアノワールにもイグニスの輪環にも【ポリモルフ】出来るんだよな……。
・そういえば、ジュエリィさんの中の人は秋田みやびさんなのかなあ? もふもふ好きだし、設定に詳しいし、リアのロールプレイもけっこうしているし。

・まあ、こういう裏事情は教えられるよりも勝手に妄想しているだけで面白いから、あんま答えは知りたくないんだけど。
(バトエルデンが、『新米女神』の誰かなのかとかね)
・根拠はないけど、自分はエアかメッシュあたりが大司教の中の人と同じだと思っていたりする。
このふたりはデータに詳しいし、『新米女神』でもけっこうバトエルデンネタに食いついているということだけが理由なんですけど。

・『イグニスブレイズ』でデータを見たときは微妙に思えた《鎧貫き》だけど、これは高レベル帯になればなるほど強さが発揮されるのか。ミスリルゴーレム(防護点30)にダメージ筒抜け出来るのは鬼だよなあ。
というか、これを自動的に取得できるあたり、グラップラーおかしい。どう考えても、習得枠必要特技だろうに……。
・無印SWのときのように、戦士は薙ぎ払いか強打(ダメージ+か、クリティカル-)を自動取得できれば強かったのに。薙ぎ払い自動取得だと、戦士は範囲攻撃、グラップラーは一対一とで差別化出来るし。

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感想リンク。
SW2.0リプレイ、全作品紹介。
『ソード・ワールド2.0リプレイ 滅びのサーペント』感想。
・『ソード・ワールド2.0リプレイ 双頭のサーペント』感想。
『ソード・ワールド2.0リプレイ 三眼のサーペント(上)』感想。

『ソード・ワールド2.0ノベル 堕女神ユリスの奇跡』感想。
『堕女神ユリスの危機』『堕女神ユリスの栄光』感想。
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