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『ソード・ワールド2.0アイテム&データブック ルミエルレガシィ』感想。「武器・防具・装飾品など、便利アイテムがたくさん追加」

TRPG:SW2.0
08 /27 2014

おなじみ、SW2.0夏の大型サプリメント『ルミエルレガシィ』の感想です。
新種族についての感想は前に書いたので(リンク)今回はそれ以外の部分について書いてみようと思います。

●『新種族』
新種族で、バルキリー、ソレイユ、レプラカーンが追加で登場。
過去のサプリメント(『アルケミストワークス』『カルディアグレイス』『イグニスブレイズ』)と同じように、それぞれの種族の概略・歴史・種族としての特性・文化・社会での存在が掲載されている。


●『追加アイテム』
200種類以上追加と宣伝されているけど、武器はそこまで追加されていない印象がある。
必要筋力が低い剣がけっこう追加されていたりしているものの、相変わらず使い勝手のよい1H両の剣はなし。
スタッフ・ウォーハンマー・格闘・絡み・ボウ・クロスボウが何も追加されていないなど、微妙にかゆいところに手が届いていない。

そのくせ、ガンがやたらと追加されていてさらにマギシューが強くなりそうなど、バランスブレイカーっぷりに加速がかかりそうだし。

まあ、そこらへんは自由にオリジナル魔剣を出せばどうとでもなるといえばなるから、いいっちゃいいんだけど。
(そういえば、ガンは魔剣の迷宮を作り出せないんだったっけ? そういう意味では、ガンのデータが多いのはありがたいのかもしれない)

一方で、防具の追加はかなりありがたい。
非金属鎧のSや金属鎧のAや強い盾など、いままで使いづらかった隙間を埋めるような必要筋力防具がいろいろ登場。
おかげで、ボーンベストよりも軽くて防護点もランクも同じというよくわからない金属鎧も出たことし。

そして、装飾品・騎獣用アイテム・冒険者道具類などはかなり増えていた。こちらは、かなりの目玉と言えるでしょう。
装飾品はいろいろとありすぎて、まだ全部の能力や使い方を調べきれていないものの、便利なアイテムがたくさん登場。

パッと見で印象に残ったのは、回避したときに相手にダメージを与えられるブレードスカート、器用か敏捷を下げる代わりに防護点を上昇させられる石人の耳飾り。
防御ファンブルで事故ったときに役立つセーフティメットやら、回復魔法のときに役立つ頭装備がいくつか。

いままで高くて使いづらかった熊の爪の廉価版が登場したり、同じように【マッスルベアー】を強化する装飾品も登場するなど、装飾品はかなり追加されているね。

この他にも、過去のサプリメントに登場したアイテムすべての総覧やら、索引などもついているのでパッとアイテムのデータを調べたいときは便利。
(詳細が書かれていないのがちと面倒だけど)


●『選択ルール:トレジャードロップ』
敵のHPを増やして、特別な戦利品を得ることが出来るようになる選択ルール。
アイテムを手に入れられることもさておきながら、HPを追加したいけど抵抗力上昇の関係で剣のかけらを増やしたくないという場合も役に立ちそう。

剣のかけらと併用するとボスのHPがヤバイことになりそうだけど、それはそれで面白そうだし。
これで、パーティに二丁拳銃マギシューがいても安心だな!


●『改訂騎乗ルール』
ライダー技能が超パワーアップし、騎獣ルールもかなり改訂。
だいたいは『改訂版 ルールブックⅢ』(感想リンク)と内容は同じらしいけど、こちらでは新騎獣もいくつか追加されている。

エレファントの上位種やら、マンティコア二種類。魔動ビーグルに、追加部位でサイドカーやキャリッジ、デモリッシャーなどいろいろ。

エレファントの上位種が、説明文から『ロード・オブ・ザ・リング』のオリファントにしか思えなかったり、
(エルフさんの弓で一撃だ!)
こっそりヒポポタマスに「カバの守護」として《かばう》と《ブロッキング》が追加されているなど、ちょっと笑う。

新しいルールだと騎獣は維持費もかからなくなったので、報酬としても出しやすくなったよなあ。
(いままでだと、低レベルパーティに騎獣を渡すとか嫌がらせ以外のなにものでもなかったし)


●『ワールド』
ソレイユが語り継いだ、神紀文明時代の逸話を掲載。
『ウィザーズトゥーム』や『イグニスブレイズ』などでも掲載されたフレーバー的な小エピソードだけど、今回は古代神同士の関係や神々の戦争が中心になっている。

それ以外にも、『騎獣を求めて』という、騎獣にまつわる小話もいくつか掲載。
個人的イチオシは、ソレイユがマンティコアを騎獣にしたギリシャ神話チックな脳筋エピソード。
(ヘラクレスとか、アレクサンドロス大王あたりを報復とさせるよな)


●『新たなNPCとのコネクション』
リプレイや小説で登場したキャラクターたちとのコネクションを得るために必要な名誉点が掲載。
これはNPC総覧の代わりにもなっているので、リプレイ読者としてはけっこう嬉しい。

ザルツ、フェイダンなど地方別に掲載されており、『BRAVE』に登場したへザーや『サーペント』シリーズのみなさん、『七剣刃クロニクル』に登場した“いつか超えるべき”カルネイラ教官など、重要な人物もかなり登場している。

この必要名誉点は、その人のことを知っているといろいろと面白い。
『堕女神ユリス』シリーズに登場したアリエルなんかは、顔見知りになるには20点しか必要ないのに、友人になるためには300点も必要なのはラミアだということを隠しているからだろうし。

そして、そんな特徴がもっとも出ているのが我らが戦勝神様でしょう。
おい、ユリスカロア(笑)

だいたいのNPCは貴重な友人になるための必要名誉点が1000弱~2000くらいなのに、ひとりだけ突出して倍以上高いとか、完全にネタ枠じゃないですか。

ユリウス皇帝よりコネを得るのが難しいとか、下町で布教している古代神様はやはり格が違った。
同じ地上に顕現している神様としてルーとリアは普通の数字なだけに、堕女神様のアレっぷりが際立っている。
(300点で友人になれるなんて、ルー様マジ女神)


●『雑感』
以下、気になった雑感を箇条書き。
随時追記していくかもしれない。
・巻末に記されたレベル別魔物分類表もけっこう便利。
そういえば、サプリメントが出るたびにちょこちょこと魔物が追加されていったことだしね。

・ユリスってヴァルキリーなのかなあ? 神像は翼の生えた戦乙女として書かれているからじつにそれっぽいし。
ヴァルキリーの種族説明のところでも「尊大な性格になるものもいる」とあるし。

・古代にいたと言われる巨人のソレイユとかもけっこう面白い。
勝手にハイソレイユとか呼んでるけど、トロールとの関係やいかに。
(種族特徴がかなり似ているけど、関係あるんだかないんだか)

・ライフォスさんホモ疑惑が今回のサプリメントの一番頭が悪い部分。
ティダンは言い寄られたらどんな女でも男でもOKというのもかなりアレだけどさ。

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感想リンク。
『ソード・ワールド2.0 ルールブックⅠ(改訂版)~Ⅲ』感想。
『ソード・ワールド2.0 ルールブックⅡ(改訂版)』感想。
『ソード・ワールド2.0 ルールブックⅢ(改訂版)』感想。
『ソード・ワールド2.0 ルールブックEX』感想。
『ソード・ワールド2.0 バルバロスブック』感想。
『ソード・ワールド2.0 ラクシアゴッドブック』感想。
『ソード・ワールド2.0サプリメント アルケミスト・ワークス』感想。
『ソード・ワールド2.0サプリメント バルバロステイルズ』感想。
『ソード・ワールド2.0サプリメント ウィザーズトゥーム』感想。
『ソード・ワールド2.0サプリメント カルディアグレイス』感想。
『ソード・ワールド2.0キャラクター&データブック イグニスブレイズ』雑感。
『ソード・ワールド2.0キャラクター&データブック イグニスブレイズ』感想。
『ソード・ワールド2.0アイテム&データブック ルミエルレガシィ』雑感。
『ソード・ワールド2.0 ルール&データブック フォルトナコード』感想。
『ソード・ワールド2.0サプリメント エイジ・オブ・グリモワール』感想。
『ソード・ワールド2.0ツアー(1) ルーフェリア』感想。
『ソード・ワールド2.0サプリメント プレイヤーズ・ハンドブック ザルツ博物誌』感想。
『ソード・ワールド2.0サプリメント プレイヤーズ・ハンドブック フェイダン博物誌』感想。
『ソード・ワールド2.0サプリメント プレイヤーズ・ハンドブック ユーレリア博物誌』感想。
『ソード・ワールド2.0サプリメント プレイヤーズ・ハンドブック ダグニア博物誌』感想。
『ソード・ワールド2.0サプリメント プレイヤーズ・ハンドブック ディルフラム博物誌』
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