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『エスケヱプ・スピヰド』6巻 感想。「柊さんがヒロインすぎて思わず突撃一番」

ラノベ感想
11 /12 2014


九岡望著『エスケヱプ・スピヰド』の第6巻。

発売直後に読み終えていたものの、内容の面白さやら次の巻が最終巻ということの寂しさから感想が上手くまとまらずに書き控えていたんだけど、第7巻を読み終えちゃったので勢いに任せて一気に感想書くぜ!

というわけで、感想。
7巻までのネタバレも前置きなしで挟むかもしれないのでご注意を。


柊さんマジヒロイン。
この巻はこれしかないでしょう。

5巻のカラー口絵のときから圧倒的なヒロイン力を見せてくれた柊さんなので、登場したらどうなるのかと期待していたんだけど、ここまで正ヒロインとしての力を見せてくれるとは。

叶葉とのボケコンビも悪くはないけど、お姉さん風吹かす柊さんとの関係も極上。
九曜は叶葉相手だと自分の方から好き好きオーラを出しまくっているけど、向こうから積極的にちょっかいかけてくるお姉さんな柊とのコンビもまた新鮮なものだ。

しかし、そんなラブコメ要素も、バトルが中心なこの作品ではやや浮いて見えたというのも事実といえば事実。
351Pの挿絵はとても美しいものの、もうちょっと積み重ねが欲しかったかなあ。

まあそれも、7巻まで読み終えたあとだと納得できたといえば納得できた。
7巻が過去を振りきって生き残った鬼虫たちのお話だったとすれば、この6巻は死に行く鬼虫たちが主役だったんだね。

最終巻のあとがきでも書かれていたけど、この作品のタイトルは、
「ものすごい速さでめちゃくちゃ逃げる」という意味ではなく、「第二宇宙速度」を意味する振り切るための物語だったんだからね。
現代の物語が中心にはあるんだけど、作品世界には当然ながらそれ以前の過去の物語もある。その過去編でのヒロインが柊だったのかなあ、とかなんとか。

個人的には、このメンバーの過去の日常ももうちょっと見たかったりとか、作者のギャグももうちょっと見たかったりとか、読みたいシーンが多すぎる作品だったなあ。

6巻では九曜やハチだけではなく、他の昆虫型のメカにも人間くささがあるということがよくわかったし。
井筒とムカデみたいな口喧嘩をするコンビやら、「~であります」口調なカゲロウとか出したりでさらにキャラクターの魅力を深めてくれたからなあ。
本当、魅力的なキャラ&メカの宝庫だよ。大好き。

またいずれ、1巻からじっくりと読みたいなあ。
てなわけで、最終巻の感想もまとめちゃうぞ!

と、その前に。
ぜんぜんまったく内容とは無関係だけど、148Pの九曜を評した「突撃一番」に笑った人は手を挙げなさい。
下品な意味じゃないからな!
(意味が分からない人は、「突撃一番」で検索しよう!)

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感想リンク。
『エスケヱプ・スピヰド』感想。
『エスケヱプ・スピヰド』2巻、3巻、感想。
『エスケヱプ・スピヰド』4巻 感想。
『エスケヱプ・スピヰド』5巻 感想。
『エスケヱプ・スピヰド』7巻 感想。
『エスケヱプ・スピヰド 異譚集』感想。
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