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ラノベ感想:『断章のグリム』14、15巻。「雪乃さん、デレる」

ラノベ感想
07 /28 2015

『断章のグリム』の14、15巻。今回の題材は『ラプンツェル』

最終ひとつ手前のお話。
個人的には、シリーズでもっとも印象が薄い巻かもしれない。
目隠しのまま怪異に連れて行かれるところは作者のデビュー作である『Missing』を思い出して懐かしくなったものの、そんくらいかなあ。

『ラプンツェル』の解釈はかなりハッとさせられるものがあったけど、それ以外は最終巻への前振りみたいな感じで、予定調和的めいたものになっているし。

そんなわけで、個人的には雪乃さんがデレたことが一番の驚きだったりする。
信じられないことに、カラー口絵からデレている。甲田学人作品なのに!

ここでようやっとデレの片鱗を見せ、次の最終エピソードでもつま先程度のデレを見せてくれるのにそれでおしまいとは。
ティースプーン一杯って、グロさじゃなくて雪乃さんのデレのことだったんじゃね? とか読み返すと思ってしまったりもする。

さておき。
真面目に見所を書けば、『ラプンツェル』の解釈をたんなる童話の絵解きだけに留めずに、ちゃんととある人物の行動に結び付けていたところでしょうか。

一方的に怪異に巻き込まれるだけではなく目的のために怪異を利用するとか、作者は本当に特殊設定の扱い方が上手いよなあ。
『Missing』でも、黒服は怪異を消すために自ら都市伝説になっていたものだけど、こうやって怪異と日常を完全に切り離して考えているのに、いつのまにかぬるりと両方が融合しているところはとても好み。

んなわけで、次がラストエピソード。
雪乃さんのさらなるデレが見られたりグロすぎたりバトルものになっていたりと内容てんこ盛りなので、さっさと感想まとめちゃいます。

――――――――――
感想リンク。
『断章のグリム』1巻
『断章のグリム』2巻
『断章のグリム』3、4巻
『断章のグリム』5、6巻
『断章のグリム』7巻
『断章のグリム』8,9巻
『断章のグリム』10,11巻
『断章のグリム』12,13巻
『断章のグリム』16,17巻
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