FC2ブログ

ラノベ感想:『ソード・ワールド2.0ストーリー&データブックドラゴンレイド戦竜伝』「北沢慶氏によるSW2.0ドラゴンレイドシリーズの小説&プロセルシアデータブック」

ラノベ感想
11 /28 2015



SW2.0のドラゴンレイドを扱った小説&データブック『ドラゴンレイド戦竜伝』
1巻を読んでからなぜか2巻を積んでいたものの、思い立ったので読んでみる。

ストーリー&データブックとはあるけど、約300P中、1巻は290Pくらいが、2巻は250Pくらい小説がしめている。

そのため、プロセルシア地方の情報やダムドなんかのデータを知りたい人はちょっと戸惑うかもしれないけど、ライトノベルとして読む分には問題なく楽しめた。

お話としては、王道ヒロイックファンタジーそのままのノリで進んでいく。
愛騎であった竜を失った主人公と、人間の姿になっている竜少女との出会いからはじまるボーイ・ミーツ・ガールやら、人と竜との戦い、王宮に住まう皇帝竜の秘密から貴族同士の決闘、人と蛮族の戦争、さらには邪教の暗躍までとさまざまな陰謀やらそこから発展するバトルアクションを楽しめる内容になっている。

同著者による『剣をつぐもの』や『堕女神ユリス』シリーズのときも思ったけど、ゲームの設定や戦い方を小説で読めるのは面白いよなあ。

作中に出てくる言葉や描写でアルケミスト技能を使っているということや、《全力攻撃》を宣言したとかがちゃんとわかるし。

主人公のガルスの「複数の相手との戦いは得意じゃない」みたいな言葉を裏付けるように、ちゃんと巻末データで《薙ぎ払い》を持っていないなど、元のゲームを知っていればいるほど楽しめる小説だよなこれ。

ゲームだとどうやって使っていいかわからない技能なども上手く扱っているところも良かったな。
完全にネタ枠だと思っていた練技【ストライダーウォーク】って、こんなカッコイイものだったんだ! と目から鱗が落ちる思いだったよ。
(雲の上や水の上を歩ける能力なんて忍者ごっこをするくらいしか使い道が思いつかなかったし)

エピローグがややあっさり目に感じたものの、お話自体はこれからいくらでも続けられるという感じのライトノベル的一区切りだったので、上下巻構成できっちりと楽しめた作品だったな。

ドラゴンレイドとは無関係にライトノベルとして普通に続きが読みたいとも思うけど、ドラゴンレイド系のエピソードはリプレイの『かくて神への扉はひらかれる』で一区切りっぽいのでこれでおしまいなのかな。
(まあ、これ以上やったら蛇足になるかもしれないしさ)

ちなみに、魔物のダムド化やフォールン化のデータは『フォルトナコード』にも掲載されているので、それだけを見たい人はそちらでも問題なし。

なお、以下のデータは『フォルトナコード』には収録されていない。
(『ドラゴンレイドビギンズ』は所持していないので不明)

・プロセルシア地方のデータ(1・2巻)
・第一の剣に連なる小神シムルグの説明と特殊神聖魔法のデータ。(1巻)
・第二の剣に連なる大神フラクシスの説明と特殊神聖魔法のデータ。(2巻)
・プロセルシア地方に伝わる流派、秘伝、流派装備。(2巻)

――――
感想リンク。
『剣をつぐもの』感想。
『堕女神ユリスの奇跡』感想。
『堕女神ユリスの危機』『堕女神ユリスの栄光』感想。

『ソード・ワールド2.0 ルール&データブック フォルトナコード』感想。
『ソード・ワールド2.0リプレイ ドラゴンスレイヤーズ かくて神への扉はひらかれる』
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

fujimiti