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ラノベ感想:『エスケヱプ・スピヰド 異譚集』「本編終了後やパラレル学園もの短編などを収録したギャグ中心の番外編。イケメンはイケメンの国へ帰れ」

ラノベ感想
01 /10 2016


電撃文庫、九岡望著『エスケヱプ・スピヰド 異譚集』

今月の電撃の新刊で九岡先生の新作が出るということもあり、書いていなかった『エスケヱプ・スピヰド』番外編の感想をちまっと。

今回は本編の途中や本編終了後、そしてパラレル世界での学園ものというゆるい感じのコメディ集。
この作者の文体は前々からギャグとも相性が良さそうとは思っていたが、予想以上にぴったんこ。

本編の真面目な文体そのままでツッコミどころ満載なことを書いているおかげで、本編を読んでいれば読んでいるほど笑える内容になっていた。
九岡先生はギャグもキレキレだな!

電撃文庫での学園パラレルといえば『学園キノ』が有名だけど、味わいとしてはそれとほぼ同じ。
キャラ崩壊あり、原作そのままの要素もありという公式同人誌なあれ。

キャラの特徴を利用した頭の悪いギャグには色々と笑わせてもらったな。
叶葉あたりは現代でも問題なくなじめるけど、九曜は完全にフルメタの宗介みたいになっていたし。
(「尿意を催した。決壊しそうなので手洗いに行きたい」は言い訳にしても酷い)

254Pの空閑と黒塚のやりとりなんかもう、作者は本編に謝ったほうがいい。
原作であった名台詞をどうしようもないところで使うなど、作者はギャグというものをよくわかってるな。

そんな中でも、本編とやってることはほとんど変わらないのにすべてがギャグになっている四天の竜胆さんはさすがというかなんというか、なんかもう色々とずるい。

キャラ崩壊も何もしておらず、本編と性格が何も変わっていないのに周囲すべて巻き込んでぼんくらコメディになっているし。ギャグでもチートかこの野郎。

イケメンの国出身者はさすがに違うな。
(ちなみに自分は竜胆さん大好きですよ。イケメンの国ってどこさ!)

そんなわけで、この短編集で『エスケヱプ・スピヰド』は本当におしまいのようです。
本編ともども、最後の最後まで楽しませて貰いました。
新作もさっさと読んじゃうか。

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感想リンク。
『エスケヱプ・スピヰド』感想。
『エスケヱプ・スピヰド』2巻、3巻、感想。
『エスケヱプ・スピヰド』4巻 感想。
『エスケヱプ・スピヰド』5巻 感想。
『エスケヱプ・スピヰド』6巻 感想。
『エスケヱプ・スピヰド』7巻 感想。

『サムライ・オーヴァドライブ ―桜花の殺陣―』感想。
『ニアデッドNo.7』感想。
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